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監修:冨澤敏夫(柔道整復師)

足の甲の痛み、もしかしてリスフラン関節症?症状と原因を徹底解説

リスフラン関節症の症状、原因、セルフチェック方法などを詳しく解説し、読者の不安を解消します。

 

 

1. はじめに

足の甲の痛みは、日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、精神的なストレスにもつながります。特に、歩くたびにズキズキと痛む場合や、腫れや変形が見られる場合は、不安も大きくなることでしょう。

そのような足の甲の痛みに悩む方々に、ぜひ知っておいていただきたいのが「リスフラン関節症」という疾患です。リスフラン関節は、足の甲の中央部に位置し、足のアーチ構造を支える重要な役割を担っています。この関節に炎症や変形が生じると、足の甲に痛みや腫れなどの症状が現れるのです。

しかし、足の甲の痛みは、リスフラン関節症以外にも、さまざまな原因が考えられます。そのため、自己判断せずに、まずは専門医に相談することが大切です。

本記事では、リスフラン関節症について、その原因、症状、治療法などを詳しく解説します。足の甲の痛みに悩む皆様が、一日も早く快適な生活を取り戻せるよう、お役に立てれば幸いです。

 

 

2. リスフラン関節症とは?

リスフラン関節は、足の甲の中央部に位置する関節で、5つの中足骨と立方骨、楔状骨という骨をつないでいます。この関節は、足のアーチ構造を維持し、歩行時の衝撃を吸収する重要な役割を担っています。

リスフラン関節症とは、このリスフラン関節に炎症や変形が生じる疾患の総称です。原因は、外傷やスポーツによる過度な負担、足の構造的な問題など多岐にわたります。

主な症状としては、足の甲の痛み、腫れ、変形などが挙げられます。進行すると、歩行困難や日常生活への支障をきたすこともあります。

リスフラン関節症は、早期発見・早期治療が大切です。足の甲に違和感や痛みを感じたら、放置せずに専門医に相談しましょう。

 

 

3. リスフラン関節症の症状

リスフラン関節症の代表的な症状は、足の甲の痛み、腫れ、変形です。

初期段階では、歩行時や運動時に足の甲に痛みを感じることが多く、安静にしていると症状が軽減します。しかし、進行すると、安静時にも痛みを感じるようになり、腫れや変形も目立つようになります。

症状の進行度によって、以下のような違いが見られます。

  • 初期:歩行時や運動時に足の甲に痛みを感じる
  • 中期:安静時にも痛みを感じる、足の甲に腫れや変形が見られる
  • 後期:歩行困難、日常生活への支障、変形性関節症への進行
  • 足の甲の痛みは、リスフラン関節症以外にも、捻挫や疲労骨折、関節炎など、さまざまな疾患が原因となる可能性があります。自己判断せずに、専門医の診察を受け、適切な診断を受けることが大切です。

     

     

    4. リスフラン関節症の原因

    リスフラン関節症の原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。

  • 外傷:捻挫や骨折などの外傷により、リスフラン関節を損傷することがあります。特に、スポーツ中の事故や転倒などが原因となることが多いです。
  • スポーツ、日常生活での過度な負担:長時間の立ち仕事やランニングなど、足に過度な負担がかかる運動や生活習慣は、リスフラン関節に炎症を引き起こす可能性があります。
  • 足の構造的な問題:扁平足や外反母趾など、足の構造的な問題を抱えている場合、リスフラン関節に負担がかかりやすく、関節症を発症するリスクが高まります。
  • これらの原因が複雑に絡み合って、リスフラン関節症を発症することもあります。

     

     

    5. リスフラン関節症のセルフチェック

    自宅でできる簡単なチェック方法として、以下の項目があります。

  • 足の甲を押すと痛みがある
  • 足の甲に腫れや熱感がある
  • 足の甲の変形が見られる
  • 歩行時や運動時に足の甲に痛みを感じる
  • 安静時にも足の甲に痛みを感じる
  •  

     

    6. 放置するリスク

    リスフラン関節症を放置すると、症状が悪化し、慢性化するリスクがあります。

    痛みが強くなり、歩行困難になるだけでなく、日常生活にも大きな影響を及ぼします。また、変形性関節症へと進行し、手術が必要になる場合もあります。

    早期発見・早期治療が大切です。足の甲に違和感や痛みを感じたら、放置せずに専門医に相談しましょう。

     

     

    7.まとめ

    リスフラン関節症は、足の甲の痛みや腫れを引き起こす疾患であり、早期発見・早期治療が重要です。
    足の甲の痛みに悩む方は、自己判断せずに、まずは専門医に相談しましょう。
    適切な診断と治療を受けることで、症状の改善や進行の抑制が期待できます。
    本記事が、皆様の足の健康に役立つ情報となれば幸いです。

     

     

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    監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

    院長:冨澤敏夫の画像 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

    日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

    院長の書籍や雑誌掲載

     

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