外反母趾の整体法のご紹介【足のプロ 整体師 解説】|さいたま中央フットケア整体院
外反母趾の治し方は正しい知識と経験豊富な先生に任せよう!
外反母趾とは、足の親指(母趾)が隣の人差し指の方に曲がり、進行すると「く」の字に関節が変形する病態を言います。
外反母趾の初期症状は、母趾の付け根に炎症反応が起こり赤く腫れて痛みます。
悪化していくと関節が変形して「く」の字に曲がり、踏ん張りにくい状態となりさらに、悪化の悪循環を引き起こすこともあります。
外反母趾の方は、靴の選びで苦悩する方が多く裸足で痛くないが、靴を履いて歩くと痛みが強くなる状態です。
この環境が続くと、爪の変形で巻き爪や足裏のたこうおのめができたり、2次的な疾患を引き起こす原因になります。
外反母趾とは?
外反母趾とは、足の親指(母趾)が隣の人差し指の方に曲がり、進行すると「く」の字に関節が変形する病態を言います。
外反母趾は先の細い靴などのこにより、母趾(足の親指)が変形します。
特に女性に多くみられる理由には、男性よりも筋力が弱く関節が柔らかいことと、ハイヒールなどの先の細い靴を履く機会が多いからと考えられています。
症状が進むと靴を履いて歩くことも辛くなり、さらに進むと靴を履いていなくても痛みがでて、日常生活に支障をきたします。
外反母趾は靴の選び方などで十分に予防ができます。今回は現代病とも言われている外反母趾についてお話しましょう。
細い靴を履かないのに外反母趾が進む場合は、遺伝的な要素が大きいと考えられています。母親や祖母の足を観察して、足の形が似ている場合は遺伝性も考慮に入れます。
外反母趾の特徴で「バニオン」という胼胝のような隆起が起こります。
曲がった過度の部分が突出してきて、靴が当たり摩擦でバニオン(二次的滑液包)が形成されます。
バニオンは滑液包(液で満たされた袋)などが肥厚した状態で、発赤や疼痛などの炎症を引き起こします。
外反母趾のガイドラインに沿った正しい知識と治し方
HV角とは、外反母趾角で症状の分類に使われています。
MTP関節(親指の付け根)で母趾の先端が小指側に曲がり、HV角(外反母趾角)が20度以上だと外反母趾です。
ガイドラインでは、HV角(外反母趾角)が20度〜30度(軽度)、30度〜40度(中等度)、40度以上(重度)に分類されています。
私の臨床経験では、中高年の女性に多いですが、ハイヒールを履くことだけが原因ではないと考えます。
例えば、ハイヒールを履いたことがない男性でも外反母趾になることがあります。ハイヒールを頻繁に履いていても外反母趾にならない女性もいます。
元々の足の形が外反母趾に近く、それに選ぶ靴などの生活習慣が合わさって、外反母趾が発症すると考えられます。
放置していると変形は進行していきますが、自然に治ることはないと考えて下さい。
外反母趾になりやすい足形とは?
足の形には3つの形があります。
- ・ギリシャ型は、母趾より示趾(足の人差し指)の方が長い形をしています。
- ・エジプト型は母趾が長い形をしています。
- ・スクエア型(正方形型)は、足指が同じ長さの形をしています
日本人の場合は、ギリシャ型が25%、エジプト型が70%、スクエア型(正方形型)が5%の比率と言われています。
外反母趾になりやすい足の形は、エジプト型が多いと言われています。理由は母趾が長く外力に影響されやすい環境であるからと考えられています。
原因
外反母趾の原因は何かを考えてみます。時系列で考えると、外反母趾・強剛拇趾は制限拇趾から発生すると考えています。
制限拇趾の原因はと考えると、土踏まずが下がる扁平外反の状態です。アーチが歪む原因には、足底筋の弱体化が考えられます。
それにより、縦アーチが崩れることで起こる偏平足と、横アーチの崩れら起こる開帳足、踵の骨が外反してしまうことで起こる回内足変位などす。
そして、細いくや足に合わない靴(大き靴も含む)を履いて歩くことで、外反母趾の部分を圧迫と摩擦の刺激で、滑液包が炎症を起こし肥厚して痛くなると考えています。
外反母趾は、制限拇趾がはじめに起こる?
外反母趾と強剛拇趾は、制限拇趾から発生すると考えています。制限拇趾とは、舟状骨が落ちて中足骨がズレて、中足指節関節(MPT関節)がロックされた状態になります。
中足指節関節(MPT関節)がロックされると、柔らかい人は外反拇趾になり、硬い方は強剛拇趾になります。女性は男性より関節が柔らかいため外反母趾になりやすいです。
土踏まずが低下して回内変位し制限拇趾になる。
土踏まずの骨が下方へ落ちて偏平足に。
踵の骨が外方へ歪み足首が回内足変位。
足の歪みの問題と選ぶ靴・悪い歩き方が原因。
合わない靴で外反母趾を圧迫刺激。
悪い歩き方で母指球を強く衝撃刺激。
制限拇趾から外反母趾に変化していく。
外反母趾は拇趾先端が外反しています。
これは外反母趾ではありません。
外反母趾の初期症状から末期症状について
外反母趾の症状は急性痛と慢性痛がります。
急性痛の症状
炎症があり痛みが強く、腫れて赤くなっています。
きつい靴を我慢して履いていたり、外反母趾の部分に外から刺激が入り痛み引き起こしている状態が、長く続くと炎症を起こします。
熱感や赤く腫れて触るとぷにゅぷにゅした状態になります。これは、バニオンという滑液包が肥厚した状態で痛みが強いです。
慢性痛の症状
炎症はないが、痛みに波があり悩む症状が続きます。
慢性痛は炎症ではなく発痛物質などの影響で痛みが出ます。ただ、慢性痛でも痛みに波があり炎症を引き起こしている場合もあるので注意してください。
痛みは強くなく、鈍痛的な痛みが続きます。長く歩く立つなどで痛みに波があり、押したりしても痛みはそれほど強く出ません。
外反母趾の病院での治療法
外反母趾の病院での治療法は、程度により保存療法と手術療法が適用されます。
外反母趾は見た目でも確認できますが、角度を測りレベルを分類します。15度~20度は軽度、20度~40度は中度、40度以上は重度です。
レントゲンなどで他の病気が無いかを確認します。特に男性は痛風なども同じような部位に発生ます。
患部を押したり、親指を動かしと障害のレベルも確認していきます。
外反母趾の保存療法
予防を兼ねた方法と足指運動があります。
サポーターなど装具を装着して外反母趾の変形が進行しないように防ぎます。グーチョキパーなど足指運動を行い、弱っている筋肉を鍛えます。
炎症や痛みが強い時は、消炎剤や痛み止めを処方されます。足底板(インソール)などの装具も作成していくのが一般的です。
外反母趾の手術療法
変形が進行して日常生活支障がある場合に提案されます。
痛みが強く保存療法なども効果がない場合は、手術を提案させれますが、決定は本人なため慎重に答えを出しましょう。
手術には色々な方法がありますが、一般的な方法は中足骨を骨切りして形を変える方法です。
私の考えでは、仮に手術をしても足指の機能が高まらないと、痛みの改善に結びつかないのではと考えます。
外反母趾の整体での治し方
当整体院の特徴は、症状に特化した技術で部位全集中で行います。理由は早く確実に改善させるためです。そして急性痛と慢性痛でのアプローチが違います。
外反母趾が急に痛む場合の整体
急性痛(急性疼痛)とは、発症から1か月以内を言います。組織が損傷を認め、組織が修復する過程で炎症反応が起こる痛みです。
急性疼痛の対処法は、発症から3日間程度は冷やして、安静(患部に負担をかけない)にします。治癒までの期間はおよそ3週間~1ヵ月程度で、負担がかからないように歩幅を狭くして歩き、硬い床を裸足(靴下)で歩かずにスリッパを履くようにする。
靴の中には凸凹していない平らな、クッション性の良いインソールを入れて歩く、サポーターも使用するのも良いと思います。発症から1週間~2週間後に運動療法を入れていきます。
炎症があるのでマッサージなど刺激は与えないように!
痛む部位をビニール袋の氷水で冷やします。
中足骨を痛みが無いように軽く調整します。
患部に負担をかけないように保護します。
外反母趾がいつも痛い場合の整体
発症してから3か月以上経過しても改善しない痛みで、明確な組織の損傷はないが鈍い痛みや違和感が継続しています。この場合、慢性疼痛の悪循環や炎症増悪期の影響が考えられます。
慢性疼痛の悪循環とは、痛みで交感神経が緊張して血管が収縮され、患部に血行不良が起こり血液が不足し酸欠状態になります。酸欠になると新陳代謝が行われず組織の損傷が起こり、発痛物質が発生て痛みが起こります。
炎症増悪期とは、慢性疼痛の期間に症状が強くなる時を言います。症状が強くなる原因は、足裏に過剰に負担がかった時に、急性疼痛に似た症状が起こります。
慢性疼痛の対処法は、温め適切に動かすことが必要ですが、足裏(患部)に継続的に負担があると治りにくおいため、足裏(患部)から負担を除去するように、急性疼痛と同じように負担除去を行いましょう。
慢性疼痛の時期でも、急性増悪期は痛みが強くなます。その時は急性疼痛と同じ対処をしないと、痛みを悪化させるので注意がしてください。
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外反拇趾の整体内容を詳細に説明
整体コースの流れをご紹介します。根本の改善を目指して入念な施術と、再発予防のための自宅でできる簡単なセルフケア法の指導を行います。
マッサージで外反母趾の周辺をほぐす
慢性化した外反母趾での母指球の痛みは、慢性痛の悪化のメカニズムを起こしています。
浮腫み、発痛物質の発生と停滞、そして時々痛みが強くなる症状をマッサージにより改善させます。
ストレッチで外反母趾の動きを回復
マッサージでほぐした後は、動きを回復させるためにストレッチで動かして行きます。
拇趾球(親指付け根)が固まっているため、ゆっくり一つ一つの関節を動かしていきます。
足裏アーチ矯正で足指の機能を回復
足裏のアーチ矯正も同時に行います。外反母趾や足の痛み不調で悩む方は、足裏のアーチが崩れています。
踵骨、土踏まずの骨などポイントになる部分を丁寧に調整していきます。
クッションテープ法で外反母趾の負担除去
足先は歩行時に必ず負担がかかる部分で、庇いながら歩くことが難しく、どうしても負担がかかります。
負担を一時的に抜くために、足指付け根の足裏部分にクッションを入れたテーピングを施します。
外反母趾のセルフケア法の指導
自宅で出来るセルう足指の機能を改善するケア法を指導します。セルフケアを行うことで改善のスピードが速くなります。
詳しくは、 セルフケアの項目でご説明していますのでご覧くださいませ。
外反母趾でやってはいけないことアドバイス
外反母趾の方が、注意したい日常生活動作があります。正しい動きをすることで慢性痛も改善できます。
つま先を立てた作業は、痛くない方の足で行う。
硬い床を裸足で歩くのでなくススリッパを履く。
大股歩きはつま先に負担がかかるので注意。
喜びの声
靴のサイズが合わないことが原因の外反母趾
靴のサイズが合わないタイプの症例。若いころから外反母趾で、強剛拇趾とも思われる状態です。どちらにしてもバニオン(二次的滑液包)が形成され、炎症も起きていました。まず、靴が合うかを確認してたら足自体のサイズが左足が24.5㎝で左足が24.0㎝で、靴が24.0㎝を選んで履いていました。通常であれば、25.0㎝を選んだ方が良いのですが、大きな足がコンプレックスというこうことで、靴の選び方が問題です。外反母趾の整体で痛みを改善して、予防としては靴の選び方を指導しました。(院長の解説)
数年間の外反母趾の激痛が、初日で8割はないました。少し残っていますが、普通に歩けるので助かります。まだ1週間ですが、教えてもらったセルフケアを頑張ります。(50代女性の声)
外反母趾の整体と靴の選び方・履き方の指導
マッサージ・ストレッチ・足裏アーチ矯正で根本解決
足裏の筋肉をマッサージでほぐして緩める。
足指の筋肉をストレッチで伸ばして緩める。
足裏のアーチ矯正でつま先の負担を減らす。
足のアーチが低下して、回内足変位が原因の外反母趾
足裏のアーチが低下して足首が回内足変位になる扁平外反母趾です。この場合は、靴の問題よりも足自体の問題が大きいため、足のアーチ整体と外反母趾の整体を入念に行いました。足の着地にも注意してもらい痛みは、その場で軽減しました。今後は、腫れた母指球のセルフケアを行ってもらい、3か月の経過観察を行っていきます。(院長の解説)
足の親指の付け根の腫れと痛みが楽になりました。靴を履いても違和感程度で激痛ではないため楽です。これからは靴に気を付けて、悪くならないように予防します。(30代女性の声)
遺伝性も関係している外反母趾の改善例
遺伝性も関係している外反母趾で、外反母趾の角度は生まれつきであると思われるが、付け根の出っ張りは靴の圧迫が長期あり、赤く腫れている様子です。動きの制限もあり整体で動きを回復させて、靴はサイズはあっているので、履き方と靴の中で当たらないように歩き方も指導しました。(院長の解説)
外反母趾と言われました。病院へ通っていますが、痛みが3か月も痛みが改善しない為、紹介で来ました。。痛みは楽になりましたが、まだ靴が当たると痛いため、セルフケアを続けていきます。(40代女性の声)
よくある質問(Q&A)
Q:長く改善しない状態でも可能でしょうか?
A:はい大丈夫です。当院に来られる方々は、数年、数か月痛みが改善しない方々が多いです。改善しない原因を見つけて、適切なアプローチをしていきますので、改善させる確率は高いです。
Q:急に痛くなった症状でも可能ですか?
当院は慢性痛が多いですが、急性痛にも対応しています。慢性痛よりも改善が早く、早くケアすればするほど改善も早いです。
Q:どこへ行っても改善しない症状でも大丈夫ですか?
A:はい、大丈夫です。当院は足腰の痛み不調を専門にして多くの症状を診てきました。病院で見放された方々も当院で改善しています。ご安心ください。
合う靴が無く、何足も購入して下駄箱に履かない靴がたくさんあって困る。
外反母趾が痛く、途中でサンダルに履き替えて歩いている。
外反母趾の手術を勧められているが、できれば手術をしないで治したい。
外反母趾がひどくなっているので、これ以上悪化させたくない。
外反母趾から巻き爪やたこうおのめができて困っている。
外反母趾で庇って歩いていて、正しい歩き方がわからなくなった。
外反母趾はどこへ行けばいいのわからず痛みを我慢している。
外反母趾は関節リウマチの合併症としても起こるとされています。またハイヒールのような先の細い靴や、遺伝要素(特に母、祖母が外反母趾)が関係してきます。
女性で多い理由に、足の形や足指の靭帯・筋肉が男性よりも緩く弱いなどの原因も考えられています。
この記事では、外反母趾のガイドラインに沿った正しい知識と治し方をご紹介していきます。
また、さいたま中央フットケア整体院で行っている「外反母趾の整体」を分かりやすく解説していきます。
外反母趾には「足の整体コース」がおすすめ!
足の整体コースは、「整体施術+セルフケア指導」が特徴です。整体をしながら自宅できるセルフケア法を指導して、悪化を予防する「足の歪みを悪化させない状態で改善させる」を目指しています。
こんな症状に対応できます!
慢性の足指の痛み、急な足指の痛み、外反母趾の痛みの軽減、モートン病、足底筋膜炎(足裏)、、強剛拇趾、種子骨障害、制限拇趾、ハンマートゥー、痺れ、足のだるさ、足の冷え、足根洞症候群、足根管症候群、後脛骨筋腱炎、ハグルント病、踵骨骨端炎、セーバー病、長母指屈筋腱炎、原因不明の足指の痛み痺れ、浮き指、扁平億、開帳足・・・など
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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)
「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。
日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。
さいたま中央フットケア整体院の紹介
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