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【簡単】アキレス腱の痛みのマッサージ法を図解と動画で徹底解説

監修:冨澤敏夫(柔道整復師)新規2022-12-10 更新2024/3/29

アキレス腱の痛みのマッサージ法とは?

 

アキレス腱の痛みが長く続く慢性痛は、何をしたら改善するのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

当整体院に来られる方も、色々な方法を試しても改善されないと、整体に来られます。

結論を言うと【慢性のアキレス腱の痛み】には、マッサージがとても効果的です。

「え!マッサージ」アキレス腱の痛みにマッサージは効果があるのか疑問に感じている方も多いはずです。そもそも病院では教えてくれないのにと。

この記事では、マッサージの効果を具体的に説明して、図解と動画で分かりやすく解説しています。悩む方に少しでも参考になれば幸いです。

 

目次

  1. アキレス腱の痛みとは?
  2. マッサージをして良い症状とダメな症状を知る!
  3. マッサージの効果を高める方法は?
  4. マッサージの効果は医学的根拠はあるのか?
  5. マッサージの技術(仕方)は色々ある。
  6. 効果を倍増するためにストレッチを併用する!
  7. 【図解】アキレス腱のマッサージ法
  8. 【動画】アキレス腱のマッサージ法
  9. どのくらいで回復するのか?
  10. 【喜びの声】アキレス腱の痛みをマッサージで治った!
  11. アキレス腱炎のQ&A
  12. Q:今日痛めたのですがマッサージをしても良いですか?
  13. Q:マッサージ器を使っても効果はありますか?
  14. Q:慢性のアキレス腱の痛みでも治りますか?
  15. Q:強くマッサージしたら早く治りますか?
  16. Q:一日何回行えばよいのですか?
  17. Q:なぜ?マッサージは効果があるのですか?
  18. Q:なぜ?ストレッチと合わせると効果が高まるのですか?
  19. Q:マッサージだけでは効果が無いのですか?
  20. Q:整骨院で痛いマッサージされて逆に痛くなったのですが大丈夫ですか?
  21. Q:アキレス腱炎に効果のあるストレッチを教えてください。
  22. Q:病院で電気をかけていますが、マッサージの方が効果がありますか?
  23. Q:病院ではストレッチしか教わらなかったのですが何故ですか?
  24. Q:忙しくてやっている暇がありません。毎日行わないと効果はないですか?
  25. 当整体院でのアキレス腱痛の整体の流れ
  26. 【詳細】アキレス腱の痛みの整体法
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アキレス腱の痛みとは?

アキレス腱の位置や痛む部位はだいたい決まっている。

アキレス腱はどこにあるのか? アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋とヒラメ筋)から伸びて、踵骨についています。

アキレス腱で痛む部位には、アキレス腱の部分とアキレス腱の付着部、アキレス腱の奥(足首後方部)に分けられます。

アキレス腱部・パラテノン(腱膜)、付着部に炎症が起こる。

アキレス腱の構造? アキレス腱は、パラテノンという血流豊富な組織に包まれていて、アキレス腱とパラテノンの間に摩擦を防ぐ潤滑液が含まれています。

アキレス腱の奥(前面)には脂肪体組織(ケーラー脂肪:Kager's fat pad)が存在して圧力への緩衝材とした役割があります。

アキレス腱の痛みは、炎症が起きやすいパラテノンやケーラー脂肪(アキレス腱パート)から起こると考えます。

アキレス腱炎の痛みには急性痛と慢性痛という症状に分けられます。

アキレス腱炎の症状 アキレス腱の痛みの症状は急性痛と慢性痛があり、急性痛は炎症が激しく起り危険性が高いですが、慢性痛は緊急性がないが長期的に痛みや違和感に悩みます。

急性痛の場合は、それに適したケアを行うことで素早く回復に向かいますが、慢性痛の場合は、程度により回復に時間がかかることが多い。

急性痛とは受傷から1か月以内を指して、明らかに組織の損傷(怪我)があり炎症を伴います。

慢性痛とは3か月以上すぎても痛みがある状態を指して、明かな組織損傷(怪我)が認められない状態を言います。

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マッサージをして【良い症状】と【ダメな症状】を知る!

アキレス腱の痛みでも、マッサージをして良い場合と、逆に悪化してしまう場合があるので注意が必要です。一般の方は判断が出来ないと思いますので、下記の症状を参考にしてみてください。急性痛(炎症がる)の場合はマッサージはしない、慢性痛(炎症が無い)の場合はマッサージは効果的と考えてください。

急性痛のアキレス腱炎の症状

急性痛は、組織損傷が著しくあり炎症反応が起きています。炎症とは、腫脹・発赤・熱感・疼痛があり、一般の方が判断するときは痛みが出てから1週間以内と覚えておきましょう。左右のアキレス腱を触り比べると、明らかに腫れて熱を持っていると感じます。

icon_check 左右のアキレス腱を比べると明らかに赤く腫れている。

icon_check 手で触れてみると痛む方は、明らかに熱感を感じる。

icon_check 受傷直後は静止していいてもズキズキと痛む。

icon_check 歩く動作で蹴り出す時に、痛みが強く足を引きずる。

icon_check 階段を降りる時に、痛む足で着地ができず庇う。

 

慢性痛のアキレス腱炎の症状

慢性痛は、組織損傷が明かではなく炎症反応が無い(少ない)場合です。炎症が無いのに痛いのは、慢性痛の痛みのメカニズムに関係していて、痛み部位の血行不良が原因と分かっています。

icon_check 動き始めは痛いが、動きだすと次第に痛みが薄らいでくる。

icon_check 朝起きた時の一歩目が痛く足を引きずり歩けない。

icon_check 長く座り立ち上がる際に痛く、すぐに歩き出せない。

icon_check 明らかにしこりのようなものがあり硬く腫れて見える。

icon_check 普段は触ると違和感で、運動したあとは摘まむと痛い。

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マッサージの効果を高める方法は?

マッサージは強ければ効果があるわけではないので注意!

アキレス腱のマッサージ法 アキレス腱へのマッサージは、強い方が効果が高いと勘違いしている方が多いです。強いマッサージは痛みを増強させる原因になります。

理由は強いマッサージを行うと、アキレス腱の組織をさらに損傷させる怖れがあり危険ですので、刺激は適切な方が良いので力加減に注意しましょう。

 

マッサージの効果は医学的根拠はあるのか?

ハーバード大学が研究した結果!マッサージ効果を科学的解明した。

ハーバード大学でのマッサージの研究結果 炎症後に発生した免疫細胞や炎症物質(サイトカインなど)を、マッサージで「洗い流す」働きがあることがわかりました。瘢痕組織(傷跡)が残る可能性を大幅に減少いして、3日間マッサージを行ったマウスでは、炎症物質(サイトカインなど)が劇的に低下させることを発見しています。

損傷の初期は炎症反応は重要であるが、その部位に長く存在することは逆に回復に悪影響を及ぼすだけでなく、難治性の慢性痛に移行して組織の変性・変形の引き起こす危険性が高まります。

炎症反応の物質は役割が終わったら、速やかに消えることが重要で、マッサージにはその作用を促す大きな役割があると研究で分かっています。

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マッサージの技術(仕方)は色々ある。

アキレス腱の痛みへのマッサージには色々な技術(やり方)があり、刺激の入り方が違うため同じ刺激だけでなく、違う刺激でアプローチすると効果的です。

揉みほぐす

揉む技術は硬くなった組織を柔らかくす効果がある。

揉むほぐす マッサージの中でもオーソドックスな技術です。肩こりなどで肩を揉む時に使用する方法と認識されている方が多いのではと思います。

揉みほぐすことで、硬く縮んだ筋肉や腱を柔らかくしていきます。揉みほぐすと血流が回復されて新陳代謝が促進し組織が柔軟になります。

押して圧迫(押圧)

押す(押圧)技術は血行促進に効果があります。

押す(押圧) 押す(押圧)マッサージも、肩こりや腰痛などで多く使われる技術です。プロでも指を痛めることがあるので、強く押さずにポイントを加減して押しましょう。

押し方は10が最高の力としたら、4から6ぐらいの力加減で押しましょう。押すことで一時血流を止めて、放すと血流が勢いよく流れ血流が回復します。

擦る|軽擦(けいさつ)・強擦(きょうさつ)

擦る技術は縮んだアキレス腱を伸ばす効果がる。

揉むほぐす 擦る技術は専門用語では軽擦・強擦と言います。手の平(掌)を使い痛む部位、また周辺を擦る(さする)ように行います。

擦る効果は、軽く圧を加えて行うため摩擦で熱が発生して温熱効果と、組織を擦り伸ばすことで縮んだ腱を引き伸ばします。

引っ張る|牽引(けんいん)

腱を引っ張る方法は、腱の癒着を改善して滑りやすくする。

引っ張る(牽引) 引っ張る(牽引)は私の独自の技術で、アキレス腱などの腱に行います。腱は周りの組織と癒着しやすく、滑走障害(滑りにくい現象)を引き起こします。

アキレス腱は他の腱より引っ張りやすく、写真のように腱を指でつまみ引っ張ったり、前後左右に伸ばしたりして癒着をはがしていきます。

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効果を倍増するためにストレッチを併用しよう

アキレス腱をマッサージでほぐしたらストレッチでさらにほぐす。

アキレス腱のストレッチ アキレス腱をマッサージの技術でほぐして血行を促進したら、さらにストレッチで伸ばしていきましょう。

柔らかくなった腱は伸張作用が向上します。いきなり伸ばすと危険ですが、ほぐれている腱は伸ばされても危険ではないので、伸びるようにリハビリしていきます。(やり方は下記で解説します。)

 

【図解】アキレス腱のマッサージ

アキレス腱のマッサージは、長く時間をかけると継続できないのでポイントを絞ってアプローチすることで、短時間で終わるようにしましょう。このマッサージ法は3週間は継続してください。最初はコツがつかめず時間は掛かるのですが、慣れてくると15分程度で終わります。

アキレス腱を押す押圧法で血行促進

押す(押圧)マッサージのポンプ作用で血行促進。

アキレス腱のマッサージ 写真のように足を置き、両母指を使って矢印のように押したり離したりして、ポンピング作用を30回程度行います。

作用としては血管を圧迫と解除を繰り返すことで、血流が勢いよく流れていくイメージです。

アキレス腱の癒着をはがして滑りやすくする

アキレス腱を左右前後に引っ張って癒着を取り除く。

アキレス腱の引っ張る(牽引) このマッサージ法は私独自の考案で、アキレス腱を痛めた後に起こる腱の癒着を取り除いていきます。左右前後に腱を引きはがすイメージで行いましょう。

回数は、左右10回、前後に10回と決めて行うと良いです。癒着の状態で、それ以上行っても良い場合があるので入念に行ってください。

アキレス腱と繋がるふくらはぎもほぐしす

アキレス腱につながるふくらはぎを緩めてください。

ふくらはぎのマッサージ法 アキレス腱につながるふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)を、ほぐして緩めることでアキレス腱への牽引ストレスを軽減させます。アキレス腱を痛める方はふくらはぎの肉離れを起こしやすいです。

詳しくは、ふくらはぎのマッサージ法をご覧くださいませ。

アキレス腱はお尻(殿筋)からストレッチしていく

アキレス腱のストレッチは、お尻の筋肉から伸ばすのが効果的。

臀筋ストレッチ アキレス腱の痛みはお尻の筋肉からストレッチを行うと効果的です。アキレス腱腱はふくらはぎ・ハムストリング(もも裏)・臀部(お尻)に繋がります。

写真のように、痛めているアキレス腱の足を片方の足にクロスさせて、両手で膝を持ち自分の方に20秒~30秒ぐらい引き付けます。

ハムストリング(大腿部裏)も伸ばす

ハムストリングスも伸ばしていきます。

ハムストリングのストレッチ お尻の筋肉が伸びたらハムストリング(大腿部裏)をしっかり伸ばしていきましょう。アキレス腱を痛める方はここがとても硬くなり、肉離れの経験をした方が多いです。

仰向けに寝転んで、膝の裏を両手で離れないようにしっかり把持します。写真のように伸ばして曲げてを5回~10回行いましょう

ふくらはぎをストレッチさせてアキレス腱を伸ばす

最後はアキレス腱を伸ばしたり縮めたりストレッチします。

アキレス腱のストレッチ お尻(臀部)・ハムストリング(大腿部裏)を十分に伸ばした後は、最後にアキレス腱を伸ばします。

アキレス腱を伸ばしたり縮めたりして、ストレッチでアキレス腱への伸張作用を高めていきます。足首曲げ伸ばしを5回~10回程度行うと効果的です。

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【動画】アキレス腱のマッサージ

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どのくらいで回復するのか?

3週間継続することで、痛みレベル10が3まで改善します。

この方法は、3週間毎日行うことで痛みレベル10がレベル3に改善することが期待できます。

7割改善すれば、同じようにマッサージとストレッチを継続してくことで、完治に近い状態まで回復します。

アキレス腱が良くなっている目安は、動き始めや朝起きた時の1歩目の痛みが気にならなくなる状態です。

 

【喜びの声】アキレス腱の痛みがマッサージで治った!

何をしても改善しないアキレス家の痛みが回復しました。

引っ張る(牽引) アキレス腱痛でお世話になっています。月に一回程度治療を受けています。 整形外科リハビリなど、何をやってもよくなりませんでしたが、こちらでお世話になり、その回復ぶりに驚いています。

家でできるアキレス腱のマッサージ動画で配信していただけます。教えていただいたマッサージやストレッチは、とても効果がありました。

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よくある質問(Q&A)

よくある質問

Q:今日痛めたのですがマッサージをしても良いですか?

解答

痛めた日のマッサージは禁忌です。理由は炎症反応が起こっているので、マッサージをして血流が増えると、必要以上の炎症反応を引き起こしてしまいます。

なぜ必要以上の炎症反応が起こると良くないのかと言うと、炎症は損傷が修復されたら速やかに消えるのが理想です。マッサージで必要以上の炎症反応を引き起こすと、損傷が修復されても炎症物質が停滞します。

それが難治性の慢性痛などを引き起こして、回復を遅延させたり悪化などの悪影響を引き起こします。

症状にもよりますが、3日間から1週間はマッサージはしないで、アイシングを心がけましょう

ちなみに、必要以上の炎症反応を引き起こす原因では、マッサージ以外に受傷日にお酒を飲むことやお風呂で長く温まることです。どちらも血流を促進するので注意してください。

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Q:マッサージ器を使っても効果はありますか?

解答

マッサージ機は刺激が強すぎる アキレス腱の痛みをマッサージ器で行うのはお勧めできません。理由としては、手で行うマッサージよりも刺激が強すぎるからです。

痛めているアキレス腱は、腱の組織が弱体化しているので強い刺激でマッサージすると、腱を逆に損傷させます。

特に慢性化して長期間のアキレス腱痛で、ステロイド注射を数回行った方や、体外衝撃波を数回行った方は危険です。アキレス腱自体が弱くなっているからです。

私も購入して使ってみましたが、レベル弱でもマッサージの振動が強く、機器の性質から叩くタイプが多いため、長く身体に当てているとコツコツと叩かれている感じで、打撲的な痛みがアキレス腱に残る感じでした。

負傷していない部位でも、このマッサージ器を長く当てていると、当てた部に叩かれたようなダメージが残るるので、痛みに弱い方はお勧めしません。

痛めた部位は腱自体が弱くなっているので、ダメージを受けやすいため悪化の危険性があるので注意してください。

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Q:慢性のアキレス腱の痛みでも治りますか?

解答

慢性のアキレス腱の痛みでもマッサージを行えば、血行が促進されて新陳代謝が促され回復していきます。

マッサージの効果は、停滞した炎症物質(サイトカインなど)を洗い流してくれる効果と、適度な刺激が入ることで回復力が高まります。

慢性の時間経過の度合で、回復のスピードは変わります。しかし最適な治療をすることで、本来なら3か月かかる症状が1ヵ月に短縮されることもあります。

最適な治療とは、今の状態(炎症の有無、腱の状態)を把握して、状態に見合った技術でアプローチしていくことです。

また、刺激の強さを選び効果がでるポイントを選び、その後にどのくらいの間隔で刺激を入れるのかを見極めることが大切です。

慢性のアキレス腱の痛みでも、早期回復は可能です。

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Q:強くマッサージしたら早く治りますか?

解答

良く聞かれる質問ですが、強くマッサージしたから早く治るとは限りません。軽い緩やかな刺激が良い場合もあります。

刺激を入れないで様子を見たほうが良い場合もあるので、一度相談していただければと思います。

マッサージで手を使うと疲れるので、機器や棒のような硬いもので強くマッサージを行う方がいます。

私はお勧めしていません。自分の指や掌を使いマッサージすることで、過度の刺激が入らない事と、昔から手当という言葉があるように、手からのぬくもりが痛みを緩和させる科学的データーもあります。

手当の効果は別の機会にお話します。

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Q:一日何回行えばよいのですか?

解答

まずは1日1回は必ず行うようにしてください。良く3日坊主の方がいますが、継続することで効果が積み重なり、最初は効果を感じなくても、次第に効果を感じてくる方もいます。

慣れてきたら、1日に2回行うと効果は高いですが、継続できないなら1日1回で物足りないくらいの感覚が良いでしょう。

最初に頑張ってやりすぎて、逆に痛くなる方なども時々います。そんな時は、一度休んで症状が落ち着いてから、適切な刺激で継続してください。

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Q:なぜ?マッサージは効果があるのですか?

解答

簡単に言うと、アキレス腱にマッサージをすることで、負傷部位に血流が促され修復に必要な、栄養や酸素が行きわたり細胞が新陳代謝をするからです。

慢性のアキレス腱の痛みの部位は、慢性痛とう病態が発生しています。慢性痛が発しえしている部位は、血行不良に陥り発痛物質が発生して痛みを感じます。

マッサージをすることで、アキレス腱の痛む部位に停滞している発痛物質を、洗い流してくれるので鎮痛に役立ちます。

またマッサージによる適度な刺激で、アキレス腱に伸張ストレスが加わり弱った組織が、強くなる効果も期待できると考えています。

私が一番期待しているマッサージでの効果は、硬くなった腱を揉むことで柔らかくなり、伸張する範囲が広がり滑走障害で滑りが悪いアキレス腱が、滑り良くなり摩擦が起きにくくなります。その結果、再発防止にも期待できます。

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Q:なぜ?ストレッチと合わせると効果が高まるのですか?

解答

ストレッチと合わせると効果が高まる理由は、先程でも説明しているマッサージをすると、アキレス腱が柔らかくなり伸びやすく滑りが良くなり摩擦が起きにくくなるからです。

マッサージをしないで硬いままのアキレス腱を、ストレッチで伸ばすと滑りも悪く摩擦が起きます。腱自体もストレッチをしたことで、部分断裂など起こす危険性もあります。

柔らかくなったアキレス腱をストレッチで伸ばせば、その危険性は少なくなり、逆に伸びなかった腱が安全に伸びるようになります。

これにより、歩く際のアキレス腱にかかる負担が軽減するだけでなく、度重なるアキレス腱の微小な損傷も防げます。

この効果を引き出すためには、マッサージだけでなくストレッチを合わせて行うことが良いのです。

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Q:マッサージだけでは効果が無いのですか?

解答

上記でも説明させていただきましたが、マッサージだけでは効果が無いという事ではなく、より効果を高める為にストレッチを、合わせることを提案しています。

私の臨床経験から、マッサージの後にストレッチを行い、その流れを1セットして3セット行うことが、一番効果がありました。

また、マッサージでも私が指導しているアキレス腱を、引っ張ったりズラしたりする技術は、ストレッチ効果も期待できます。

マッサージの指導では、少し弱い刺激で長い時間行う方法も良いと伝えています。1日1回と言わず暇あればアキレス腱を触り擦る軽く揉むなど行います。テレビを見ている時など、手が空いていたら出来るのでお勧めです。

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Q:整骨院で痛いマッサージされて逆に痛くなったのですが大丈夫ですか?

解答

私の友人にプロのバレエダンサーがいます。その方は海外で活躍していてアキレス腱を痛めた時に、現地の治療で悲鳴をあげるほど痛いマッサージ受けたが、治らないと日本に帰国した際に来院されました。

確実に悪化している状態でした。負傷したアキレス腱の状態よりも、強いマッサージでアキレス腱を痛め、弱体化している状態でした。

友人のアキレス腱を触ると、腫れが強く熱を持ち炎症を引き起こしていました。この場合は、一時マッサージなどの外部刺激を無くして、しばらくアイシングとアキレス腱の固定で安静を保たせます。

その後、炎症が落ち着いたら軽めのマッサージとストレッチで、腱の伸張作用を向上させて動きを回復させます。

次第に負荷を強くしていき、ゴムチューブ運動で抵抗を付けながら、復帰するために力を回復させました。

さすがに時間がかかりました。気にならなくなるまで6か月は必要だったので、この臨床経験から受傷の時の治療は大事だと痛感しました。

結論では、マッサージは強くなくても効果は出せるので、もし痛いマッサージを受けている方はすぐにやめてください。

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Q:アキレス腱炎に効果のあるストレッチを教えてください。

解答

アキレス腱に効果的なストレッチ法は写真のような方法があります。

その中でも、私がお勧めしているストレッチ法は、足首の屈曲(曲げる)と伸展(伸ばす)を繰り返して、アキレス腱を伸ばす縮める刺激を与えることです。

もう一つは、ゴムチューブを使用してのアキレス腱の伸張ストレッチです。

この効果は、足首伸ばすときにふくらはぎの筋肉が縮み、その作用によりアキレス腱に伸張ストレスがかかります。

足首を曲げてアキレス腱を伸ばすのと違い、より動作に近い負担をアキレス腱にかけられるので、競技の早期復帰のためには欠かせないストレッチ法です。

アキレス腱のストレッチ

アキレス腱を伸ばす

アキレス腱ストレッチ

アキレス腱を縮める

ゴムチューブ運動

抵抗をかけ伸縮運動

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Q:病院で電気をかけていますが、マッサージの方が効果がありますか?

解答

病院でかける電気は、低周波という電気治療器です。一般で売られている低周波治療器ではなく医療用として開発されている高価な機器です。

一般の家庭用と医療用の違いは、医療許可を取得したいるか否かで決まります。医療許可を得た場合は治療行為で使用が出来て、保険請求が出来るようになります。家庭用では自宅で使用すために行うもので医療行為で保険請求は出来ません。

整体院なのでEMSと言われる電気治療も低・中周波ですが、こちらは医療許可が無いため自費で1回3,000円程度の費用が掛かります。

効果には差はなく、アキレス腱の痛みに効果があるのかと言うと、病院で10分間程度の電気刺激でどの程度の効果があるのかは、実際に治療していた方が体感していると思います。

ほとんどの方が、電気治療に疑問を感じているのではないでしょうか、私も接骨院・整骨院を開業していた時は、電気治療・温熱治療を行っていましたが、実際はマッサージやストレッチなどが主の治療法でした。

病院に電気をかけに行き少しのマッサージをしてもらうことで、癒される方もいいので、それはそれで良いと思っています。

本気で治したと考えている方には物足りない治療であることも事実です。結論では電気治療よりもマッサージやストレッチを優先しましょう。

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Q:病院ではストレッチしか教わらなかったのですが何故ですか?

解答

病院でのアキレス腱の治療では、電気治療のほかに理学療法士が行うリハビリなどの運動療法があります。

運動療法の中にストレッチ法があり、リハビリで指導されたストレッチを自宅に帰って行うように言われます。

マッサージの仕方を教えてくれる病院は、ほぼないのではないかと思います。なぜなら、ドクターはもちろん理学療法士もマッサージを、仕事と思っていないため、マッサージは手短に終わりストレッチや運動法が施されます。

私から言わせると、マッサージほど大事な治療は無いと思っています。割合としてはマッサージが6でストレッチは4でしょう。

理学療法士やドクターの考えは、ストレッチが8でマッサージ2ぐらいの感覚なのだと思います。

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Q:忙しくてやっている暇がありません。毎日行わないと効果はないですか?

解答

はい、本気で治したいのであれば、症状が安定するまでは指導したセルフケアを毎日行いましょう。

良く治療に来れば治ると思っている方がいますが、考えてみてください。1週間1回治療に来ても、その間何もしていないのであれば、もとに戻る作用が働きます。

治療に来ない間は、セルフケアでマッサージやストレッチを行えば、治療効果が維持できるだけでなく、改善するスピードが速まります。

忙しいと言うのではなく、時間を作る工夫をしてください。本気で治したのであれば、患者様の協力も必要であると伝えています。

慢性のアキレス腱の痛みを治すには、先生5:患者5の協力体制が必須です。

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当整体院でのアキレス腱痛の整体の流れ

カウンセリング
カウンセリングアキレス腱痛を引き起こす原因を見つける為に質問をいたします。
アキレス腱の整体
アキレス腱の整体アキレス腱をほぐして、動きを良くするために整体で調整します。
セルフケアの指導
アキレス腱のセルフケア指導早く改善させる為に、自宅でアキレス腱セルフケアをご指導します。
次回の来院日指導
次回来院の指導早く効果を出すために、最適な来院時期を御提案いたします。
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【詳細】アキレス腱の痛みの整体法

アキレス腱炎の痛みを素早く改善するための整体法が特徴です。

マッサージとストレッチを組み合わせて、独自の調整法を交え痛みを早急に緩和させていきます。

当院整体院の特徴としては、アキレス腱炎と関係している腰(骨盤)の整体を同時に行うことで、効果を高めています。

アキレス腱のマッサージとストレッチと骨盤矯正が決め手!

マッサージ

アキレス腱をマッサージでほぐして緩める。

ストレッチ

脚裏の筋肉をストレッチで伸ばして緩める。

骨盤矯正

骨盤と腰椎下部を矯正をして調整する。

 

アキレス腱炎の痛みに骨盤(腰)の整体が必要な理由

アキレス腱炎の検査法 当整体院の特徴として、アキレス腱炎の回復でも腰(骨盤)の整体を行うことです。この理由は、アキレス腱炎はふくらはぎやハムストリングスの筋肉の緊張が強くあり、アキレス腱を牽引して負担をかけます。

その原因には、腰から脚に向かう神経が腰の部分で圧迫されて、筋肉を緊張させるからです。だから、アキレス腱炎でも腰(骨盤)の整体は欠かせません。

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アキレス腱の整体のご案内

 

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  7. 他の記事を見たい方は、アキレス腱の記事一覧へどうぞ!

 

 

監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

院長:冨澤敏夫の画像 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

詳しくは、ごあいさつページを御覧ください。

院長の書籍や雑誌掲載

 

さいたま中央フットケア整体院の紹介

整体院の画像
3つの強み

 

診療時間
9:00〜18:00
18:00〜21:00

火曜・金曜は夜間診療21:00まで可能
祝日は休診、完全予約制

信頼される理由【全国から来院】【口コミ評価4.6】【25年の臨床経験】

院長と美智子先生 〒338-0013
埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-17-13
電話)048-789-7743
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