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リスフラン関節症(足甲痛)の整体法のご紹介|さいたま中央フットケア整体院
筆者:冨澤敏夫(柔道整復師) 新規投稿2024/6/7

リスフラン関節症(足甲痛)の治し方!整体師が詳しく解説

 

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1. リスフラン関節症とは

リスフラン関節症は、足の中部に位置するリスフラン関節に損傷が生じる状態です。この関節は足の安定性を保つ重要な役割を果たしており、スポーツや事故などによる強い衝撃や捻挫が原因で損傷することがあります。症状としては、足の甲に強い痛みや腫れ、歩行時の不安定感が現れます。場合によっては、内出血や変形が見られることもあります。

リスフラン関節はどこ? リスフラン関節は、足部(足の甲)に5本の中足骨と足根骨(足の甲の骨)で作られる関節を言います。(写真赤い部分)足の中心になり、第2趾(人差し指)のリスフラン関節は甲の出っ張る部分(甲の一番高い)となる非常に負傷しやすい部位です。

別名は足根中足関節(そっこんちゅうそくかんせつ)と言います。可動性は少ない関節でアーチ状の構造をした関節です。

関節面は、第1楔状骨と第1中足骨、第2楔状骨と第2中足骨、第3楔状骨と第3中足骨、立方骨と第4・5中足骨で繋がれています。

第1楔状骨と第2中足骨基底部(背側)をつなぐ、リスフラン靭帯(写真緑の部分)があります。

1-1. リスフラン関節症の症状と原因

リスフラン関節症の症状には、足の甲に強い痛み、腫れ、歩行時の不安定感が含まれます。原因としては、スポーツによる強い衝撃、事故による捻挫などが挙げられます。特に、足を捻ったり、重い物を足に落としたりした場合に発生しやすいです。

リスフラン関節の痛み? リスフラン関節の痛みむ部位は、甲の出っ張る部分(甲の一番高い)に痛みがでます。それに伴い、第1中足骨と第2中足骨の中間にしびれや痛みも放散します。

大きく分けて二つの原因があり、骨折や脱臼の関節靭帯損傷(怪我)と変形(骨棘形成も含む)や名部組織の変性を起こした変形性関節症があります。

足の甲の腫脹と骨隆起(出っ張り)としびれ痛み

足の甲の腫脹と骨隆起は触診で確認できます。変形が強いと触らなくても視診でも分かるようになります。

足の甲の痺れ痛みは、歩くと痛くつま先立ちで痛みが強くなります。炎症(腫れや血腫)による深腓骨神経を圧迫して、第1中足骨と第2中足骨の間から母趾と第2趾に放散痛が起こることもあります。

リスフラン関節症を引き起こすきっかけ?

リスフラン関節症を引き起こすキッカケ(起因)は、4つぐらいが挙げられます。捻挫や脱臼・骨折の後遺症、偏平足・浮指・開帳足、きつい靴を我慢して履いて、スポーツ活動の慢性障害です。

外傷(捻挫・骨折)

①捻挫骨折

足の歪み

②足の歪み

きつい靴

③きつい靴

スポーツ障害

④スポーツ

①捻挫・骨折・脱臼での後遺症

①捻挫・骨折・脱臼での後遺症 足関節捻挫・脱臼骨折・剥離骨折などでリスフラン関節に損傷が起こると、第1楔状骨と第2中足骨でつなぐ、背側靭帯やリスフラン靭帯など伸びたり切れたりして、関節面が離開して不安定な状態になる。

不安定な状態は、放置すると慢性痛で変形性関節症を引き起こします。

②足の歪みで外反母趾・浮指は要注意

②足の歪みで外反母趾・浮指は要注意 足の機能低下(歪み)で扁平足・浮指・開帳足・外反母趾などが影響して起こります。

拇趾の骨が内側に移動して、リスフラン関節に負担がかかる状態が続きます。この状態で歩く走ることで、関節面は摩耗して変形性関節症へ進行します。

③きつい靴、高いヒールは危険

③きつい靴、高いヒールは危険 女性や男性でもビジネスシューズの、きつい靴(ヒールの高い靴)を無理して履き続けて、リスフラン関節にストレスを加えた結果で起こります。

きつい靴やヒールの高い靴は、足根骨を圧迫するため動きを制限します。体重が乗ると、より圧迫が強いなり関節に負担が加わり起こります。

④スポーツ活動での障害として起こる

④スポーツ活動での障害として起こる フィギュアスケートなどのスポーツ活動で、ジャンプや着地など強い継続的な力が加わり起こります。

特につま先立ちで、捻りが加わる競技は要注意です。競技性に加えて、靴紐の結び方が悪い、靴がきついなど、色々な問題が考えられます。

1-2. リスフラン関節症の損傷と治療法

リスフラン関節症の損傷には、軽度の捻挫から重度の骨折や脱臼まで様々な種類があります。軽度の損傷の場合、安静とアイシング、圧迫包帯、足の挙上などの保存療法が一般的です。中程度以上の損傷では、ギプスやブーツによる固定が必要になることがあります。重度の損傷には、外科的手術が選択されることが多く、関節の整復や固定を行います。

1-3. リスフラン関節症の手術と治癒期間

手術が必要な場合、リスフラン関節の整復および固定を行います。手術後の治癒期間は、一般的に6週間から12週間程度です。この間、足を安静に保ち、ギプスやブーツで固定します。術後のリハビリテーションは、筋力と柔軟性を回復するために重要です。完全に治癒するまでに数ヶ月を要することがあり、症状の再発を防ぐためのケアが重要です。

 

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2. リスフラン関節症のストレッチ方法

リスフラン関節症の軽度の症例には、適切なストレッチが痛みの軽減と柔軟性の向上に役立ちます。効果的なストレッチには、足の甲と足首の周囲の筋肉を緩める動作が含まれます。

2-1. リスフラン関節症の軽度症例へのストレッチアプローチ

軽度のリスフラン関節症の場合、足の指をつま先側に曲げたり伸ばしたりするストレッチ、足首を円を描くように回す運動などが有効です。これらのストレッチを毎日数分間行うことで、関節の柔軟性を保ち、痛みを和らげることができます。

 

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3. リスフラン関節損傷のリハビリテーション方法

リスフラン関節損傷後のリハビリテーションでは、筋力回復が重要です。

3-1. リスフラン関節損傷後の筋力回復プログラム

リスフラン関節損傷後の筋力回復プログラムには、軽い抵抗運動から始め、徐々に負荷を増やしていくことが含まれます。足の甲や足首周りの筋肉を強化するために、抵抗バンドを使用したトレーニングや足の指を使ったタオル集め運動が推奨されます。

3-2. リスフラン関節損傷のリハビリ期間と運動療法

リハビリ期間は損傷の程度により異なりますが、通常は数ヶ月間にわたります。この間、理学療法士の指導のもと、運動療法を継続的に行います。運動療法には、関節の可動域を広げるためのストレッチ、筋力を回復するためのトレーニング、そしてバランスや協調性を向上させるエクササイズが含まれます。

 

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4. リスフラン関節症を予防するための靴の選び方

適切な靴の選び方は、リスフラン関節症の予防において重要です。

4-1. リスフラン関節症リスクを軽減するための靴の特徴

足をしっかりとサポートし、衝撃を吸収する靴を選ぶことが必要です。硬めのソールと良好なアーチサポートを持つ靴は、足の甲と足首を安定させ、関節への負担を軽減します。また、適切なサイズでフィットする靴を選ぶことも重要です。

4-2. リスフラン関節症を予防するためのインソールの効果

インソールの使用は、リスフラン関節への負担をさらに軽減するための有効な手段です。アーチサポートがしっかりとしたインソールは、足の安定性を向上させ、過剰な衝撃を吸収します。特に、スポーツをする際や長時間立ち仕事をする場合には、カスタムメイドのインソールが効果的です。

 

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5. リスフラン関節症の根治と再発予防のための継続プラン

リスフラン関節症から回復した後も、再発を防ぐためには日常的なケアが重要です。

5-1. リスフラン関節症リカバリ後の毎日のケアルーティン

毎日のケアルーティンには、足のストレッチや筋力トレーニング、適切な靴とインソールの使用が含まれます。また、過度な負荷をかけないようにするために、適度な休息を取ることも大切です。足を温めたり、冷やしたりすることも、炎症の予防に役立ちます。

5-2. リスフラン関節損傷再発予防のための適切な運動習慣の構築

適切な運動習慣を構築することは、リスフラン関節症の再発を防ぐ鍵となります。低衝撃のエクササイズ、例えば水泳やサイクリング、ヨガなどを取り入れることで、関節に負担をかけずに全身のフィットネスを維持できます。また、日常生活の中で足の使い方に注意し、過度なストレスを避けることも重要です。

靴の選び方・履き方の指導

詳しくは、「正し靴の履き方、選び方」を参考に!

 

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整体での治し方

当整体院の特徴は、症状に特化した技術で部位全集中で行います。理由は早く確実に改善させるためです。そして急性痛と慢性痛でのアプローチが違います。

急に痛む(炎症ある)場合の整体

急性痛(急性疼痛)とは、発症から1か月以内を言います。組織が損傷を認め、組織が修復する過程で炎症反応が起こる痛みです。

急性疼痛の対処法は、発症から3日間程度は冷やして、安静(患部に負担をかけない)にします。治癒までの期間はおよそ3週間~1ヵ月程度で、負担がかからないように歩幅を狭くして歩き、硬い床を裸足(靴下)で歩かずにスリッパを履くようにする。

いつも痛い(慢性痛)場合の整体

発症してから3か月以上経過しても改善しない痛みで、明確な組織の損傷はないが鈍い痛みや違和感が継続しています。この場合、慢性疼痛の悪循環や炎症増悪期の影響が考えられます。

慢性疼痛の悪循環とは、痛みで交感神経が緊張して血管が収縮され、患部に血行不良が起こり血液が不足し酸欠状態になります。酸欠になると新陳代謝が行われず組織の損傷が起こり、発痛物質が発生て痛みが起こります。

炎症増悪期とは、慢性疼痛の期間に症状が強くなる時を言います。症状が強くなる原因は、患部に過剰に負担がかった時に、急性疼痛に似た症状が起こります。

慢性疼痛の対処法は、温め適切に動かすことが必要ですが、患部に継続的に負担があると治りにくおいため、患部から負担を除去するように、急性疼痛と同じように負担除去を行いましょう。

慢性疼痛の時期でも、急性増悪期は痛みが強くなます。その時は急性疼痛と同じ対処をしないと、痛みを悪化させるので注意がしてください。

 

①カウンセリング
カウンセリング痛みを引き起こす原因を見つける為に質問をいたします。
②足の整体
整体足周辺をほぐして、動きを良くするために整体を加えていきます。
③セルフケア指導
セルフケア指導早く改善させる為に、自宅で行う足裏のセルフケアをご指導します。
④次回の来院指導
アフターケア患者様の都合で来るのでなく、早く改善させる為のスケジュールを提案します。

 

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整体内容を詳細に説明

整体コースの流れをご紹介します。根本の改善を目指して入念な施術と、再発予防のための自宅でできる簡単なセルフケア法の指導を行います。

マッサージで患部の周辺をほぐす

マッサージ 慢性化した種子骨障害での母指球の痛みは、慢性痛の悪化のメカニズムを起こしています。

浮腫み、発痛物質の発生と停滞、そして時々痛みが強くなる症状をマッサージにより改善させます。

ストレッチで拇趾の動きを回復

拇趾のストレッチ マッサージでほぐした後は、動きを回復させるためにストレッチで動かして行きます。

拇趾球(親指付け根)が固まっているため、ゆっくり一つ一つの関節を動かしていきます。

足裏アーチ矯正で足指の機能を回復

足裏アーチ矯正 足裏のアーチ矯正も同時に行います。種子骨障害や足の痛み不調で悩む方は、足裏のアーチが崩れています。

踵骨、土踏まずの骨などポイントになる部分を丁寧に調整していきます。

 

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足の痛みには「足の整体コース」がおすすめ!

足の整体コースは、「整体施術+セルフケア指導」が特徴です。整体をしながら自宅できるセルフケア法を指導して、悪化を予防する「足の歪みを悪化させない状態で改善させる」を目指しています。

こんな症状に対応できます!

慢性の足指の痛み、急な足指の痛み、外反母趾の痛みの軽減、モートン病、足底筋膜炎(足裏)、、強剛拇趾、種子骨障害、制限拇趾、ハンマートゥー、痺れ、足のだるさ、足の冷え、足根洞症候群、足根管症候群、後脛骨筋腱炎、ハグルント病、踵骨骨端炎、セーバー病、長母指屈筋腱炎、原因不明の足指の痛み痺れ、浮き指、扁平億、開帳足・・・など

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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

冨澤敏夫|さいたま中央フットケア整体院 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

 

院長の書籍や雑誌掲載|さいたま中央フットケア整体院
台湾出版の10秒かかと上げで足裏の痛みは消える!|著者は冨澤敏夫

 

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診療時間
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信頼される理由【全国から来院】【口コミ評価4.6】【25年の臨床経験】

院長と美智子先生 〒338-0013
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定休日:月・木・祝日
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