外反母趾応急処置のやり方を外反母趾に強い整体師が詳しく解説|さいたま中央フットケア整体院
外反母趾応急処置のやり方を外反母趾に強い整体師が詳しく解説
外反母趾の応急処置は、冷やすか温めるかを先に選択します。
この記事では、外反母趾の応急処置のやり方を解説しています。外反母趾が急に痛くなった時に、適切な応急処置が出来れば改善が早くなり、拇趾(足の親指)の骨の変形も食い止めることができます。
また、既に拇趾(足の親指)が変形していても、悪化を食い止めることができて、今以上に外反母趾が進行しないメリットがあります。
絶対にやって欲しい「応急処置」を紹介します。
外反母趾で痛くなる原因には、合わない靴で長く歩いた時が一番多く、出先で足が痛くなり靴屋さんで靴を購入して帰宅したなど、来院された方に良く聞きます。
この記事を、最後まで読んでいただければ、外反母趾の応急処置はマスターできます。
目次
- >外反母趾の応急処置の前に痛みは二種類あることを知る
- >外反母趾の応急処置の急性疼痛と慢性疼痛のやり方
・ 外反母趾の急性痛疼痛の応急処置の場合1) 外反母趾の熱感、疼痛、腫脹、発赤を確認する2) 外反母趾の患部にアイシングする3) 安静と圧迫固定で外反母趾の早期回復4) 外反母趾のやってはいけないこと・ 外反母趾の慢性疼痛の応急処置の場合1) 外反母趾のマッサージを行う2) 外反母趾にストレッチをお行う3) 外反母趾にリハビリを行う4) 外反母趾にテーピングを行う- >外反母趾のよくある質問
Q: 外反母趾は病院では何をするのか?Q: 外反母趾は再発しますか?Q: 外反母趾がひどくなるとどうなる?Q: 外反母趾のテーピング方法は?Q: 外反母趾のマッサージ方法は?Q: 外反母趾を治す歩き方はありますか?Q: 外反母趾の湿布の貼り方はありますか?Q: 外反母趾につま先立ちは効果がありますか?- >まとめ
外反母趾の応急処置の前に痛みは二種類あることを知る
痛みには二種類あり、一つは急性疼痛、もう一つは慢性疼痛です。
急性疼痛の痛みは、炎症を伴うことが多く腫れ、赤み、圧痛などが認められます。慢性疼痛は明らかな炎症反応がない場合が多く、痛みの原因が特定できないことが多いです。
ちなみに慢性疼痛は原因自体が慢性疼痛であると言われています。
外反母趾の応急処置の急性疼痛と慢性疼痛のやり方
痛みには二種類あると説明しました。痛みの種類により対処の仕方が違うのは、なんとなく理解していると思います。簡単に分けると、外反母趾に炎症があるか、炎症が無いかです。
しかし、一般の方は「外反母趾の痛みは冷やすのか、温めるのか」どちらが良いのか迷うと思います。
外反母趾の急性痛疼痛の応急処置の場合
応急処置とは急性期の症状に行うため、痛みの種類は「急性疼痛」の症状の処置となります。具体的にはRICE(冷やす、圧迫、挙上、安静)を行います。
外反母趾の熱感、疼痛、腫脹、発赤を確認する
外反母趾の痛みには2種類あり、急性疼痛か慢性疼痛かです。状態を把握して何をするべきかを決めます。
外反母趾の腫れている部位に手を当てて、反対側の足と温度差を比べます。目視で腫れているか、赤くなっているかも確認します。
外反母趾の患部にアイシングする
外反母趾の状態に炎症(熱、腫れ、疼痛)がある場合は、アイシングという方法で冷やして炎症を鎮めます。
アイシングの方法は、ビニール二枚、氷、水を用意して、手作りの氷嚢で外反母趾の痛む部位を20分〜30分間冷やします。
安静と圧迫固定で外反母趾の早期回復
外反母趾のアイシングが終わったら、そのままでは安静が保てないのでテーピングを施します。
テーピングの方法は、当整体院のオリジナルで「クッションテープ」を行い、外反母趾が痛まない環境を作ります。
外反母趾のやってはいけないこと
外反母趾の応急処置が終わり、せっかく炎症を鎮める環境を作っても、「外反母趾のやってはいけないこと」をしていると治りません。
外反母趾のやってはいけないことは、先の細い靴を履かない、つま先を強く曲げる動きを避けること。例えば膝立ち作業や歩く際の蹴り出しの仕方です。
外反母趾の急性痛疼痛の応急処置の場合
慢性疼痛の場合は、応急処置というよりもリハビリ的な処置を行います。具体的にはマッサージやストレッチなどの運動療法や電気・温熱などが代表的です。
外反母趾のマッサージを行う
外反母趾の慢性疼痛の場合は、安静よりも適度に動かした方が改善が早いため、指導ではマッサージを主体に行います。
外反母趾のマッサージ法は、拇趾球(親指の付け根の関節)の周辺を入念にマッサージします。
外反母趾にストレッチをお行う
外反母趾のストレッチは、マッサージ後に行う方が柔らかくなっているので動きやすいです。
動かし方は、拇趾(足の親指)を反らして曲げる動きです。たまに練ったりまわしたりと複合運動(複雑な動き)で可動域を広げていきます。
外反母趾にリハビリを行う
外反母趾のリハビリは、足指の力を取り戻すこと、動きの幅を広げることです。トレーニングも兼ねているので積極的に行いましょう。
日経ヘ
外反母趾にテーピングを行う
外反母趾の応急処置の中でも重要な安静です。この場合は安静と言っても、まったく動かさないのでなく、歩く際の地面からの衝撃を防ぐために行います。
慢性疼痛の外反母趾は、クッションを足指の付け根の足底側に貼ります。歩く際の地面からの衝撃や、硬いところを歩く際の負担を取り除きます。
外反母趾のよくある質問
外反母趾の応急処置のやり方で「よく質問」される項目を抜粋して機指しました。この質問以外にも疑問などがありましたら、お気軽にご連絡下さいませ。
Q:外反母趾は病院では何をするのか?
病院での外反母趾の痛みの対応は、他の病気が無いかの鑑別から行われ、レントゲン検査や血液検査も行う場合があります。
痛み止めや湿布などが処方されて保存療法が主体となります。痛みが強い重度の場合は、手術などで適応となる場合もあります。
保存療法では、足底板や外反母趾装具などがありますが、靴の指導なども行われることもあります。
Q:外反母趾は再発するので予防が大切ですか?
外反母趾は治ってもまた再発する可能性があります。一度治ったのに再発することがないように予防をしましょう。
再発防止のためには以下のような予防方法があります。
- ・縦幅や横幅が合っている靴を選ぶ
- ・5本指タイプの靴下を履く(サポータータイプが良い)
- ・運動療法を続ける(外反母趾の運動法)
- ・正しい歩き方で歩く(正しい歩き方)
- ・筋力をつける(かかと上げ運動)
Q:外反母趾がひどくなるとどうなる?
外反母趾がひどくなると、骨の変形が悪化して拇趾球(足の親指の付け根)が大きく盛り上がってきます。
どんな靴を履いても、外反母趾の部分が当たり痛くなり赤くなります。
また、靴の形が崩れひどいと外反母趾の部分が擦れて穴が開きます。
手術など勧められることもありますが、実際は本人が希望しなければ保存療法で経過を診ます。
Q:外反母趾のテーピング方法は?
外反母趾のテーピング方法は色々ありますが、私がおすすめするテーピング法はカサハラ式テーピングです。実際に私もセミナーなど通い学びましたが、理論もしっかりしていてお勧めです。
外反母趾の痛みに対しての効果も優れています。
Q:外反母趾のマッサージ、ストレッチ方法は?
外反母趾のマッサージ、ストレッチ法は、慢性疼痛の外反母趾に行います。決して急性疼痛の外反母趾には行わないでください。慢性疼痛の外反母趾にはマッサージは有効で、痛みの改善や動きの改善、母指球(足の親指の付け根)の腫れた部分も少しですが小さくなります。
当院が指導している「外反母趾のセルフケア法」を参考にしてください。
Q:外反母趾を治す歩き方はありますか?
外反母趾を治す歩き方は、足裏の機能を回復させる運動と併用すると効果的です。
正しい歩き方では、踵から着地して拇趾(足の親指)にスムーズに体重移動するのですが、外反母趾の方は偏平足や回内足変位を伴っているので、上手く歩くことが出来ません。
一つアドバイスするとすれば、踵を上手く利用した歩き方が良いと思います。
あまりつま先の方に体重を移動させないで歩くと、偏平足や回内足変位の影響が少ないため、外反母趾にも良い影響が出ます。
詳しくは、「正しい歩き方」を参考にしてください。
Q:外反母趾の湿布の貼り方はありますか?
外反母趾の痛みで湿布を貼る場合は、急性疼痛と慢性疼痛の外反母趾で選ぶ湿布が異なります。
急性疼痛の外反母趾は冷感湿布を選び、慢性疼痛の外反母趾では温感湿布を選びます。
貼り方は外反母趾の痛む部位(拇趾球)に貼ると良いでしょう。
Q:外反母趾につま先立ちは効果がありますか?
外反母趾につま先立ちは効果的かはケースバイケースです。
外反母趾の痛みが強い時はつま先立ちはやらない方が良いでしょう。
外反母趾の痛みがなく運動が出来るなら、つま先立ちで足指を鍛えることは有効です。
まとめ
外反母趾の応急処置のやり方を紹介しました。
外反母趾は悪化すると、何もしていない状態でも痛みが強く、歩くのが大変になるほど進行してしまいます。
外反母趾は適切な応急処置法を知り、悪化させないことが一番大切です。
悪化して手術と言われる前に、さいたま中央フットケア整体院での外反母趾ケア法をお試しください。
外反母趾に対して足のアーチを取り戻し、機能を回復させる治療を提供しています。
外反母趾でお悩みの方は、手術を選ぶ前に「外反母趾の整体コース」を御検討ください。
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監修:冨澤敏夫(柔道整復師)
「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。
日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。
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