筋筋膜性腰痛症とは何か?その症状と治し方
筋筋膜性腰痛症とは何か?その症状と治し方
筋筋膜性腰痛症は、腰の筋肉や筋膜に過度の負担や、慢性的に負荷がかったことで起こる筋肉や筋膜の炎症や疲労です。
スポーツで起こることが多く、レントゲン検査では筋肉や筋膜などは、写らないため異常は認められません。
また姿勢不良などによって筋肉・筋膜に慢性的にストレスをかけた時、重労働による過度の腰への負担が発症の原因になります。
腰の悩み "ぎゅ〜っ"で解決!
筋筋膜性腰痛症とは
筋筋膜性腰痛症はぎっくり腰のような急な痛みが多い。
筋筋膜性腰痛症のは、腰の筋肉や筋膜に急激な負担、また繰り返す負担で生じます。レントゲンでは異常が見られず腰の広い範囲に急性痛や慢性痛を感じます。
スポーツや運動で腰に急激な力が加わったり、姿勢不良などで持続的に負担が生じて発生します。
なりやすい方の共通する状態があります。
- ・腰の筋肉に緊張と拘縮がある
- ・背部・下肢の筋肉が硬くなっている
- ・骨盤の歪みが診られる
- ・足の長さに差がある
- ・ふくらはぎ、足裏が硬くなっている
- ・肩甲骨、背部がとても硬い動きがなくなっている
上記のような状態があります。色々と絡み合って症状が引き起こされているため、まず初めに行うことは、筋肉と骨格の問題を改善していくことが大切です。
腰の悩み "ぎゅ〜っ"で解決!
筋筋膜性腰痛症の症状
筋筋膜性腰痛症は凝りや運動痛、押すと痛い。
腰の筋肉に強い凝り感や痛みを感じます。腰を丸める反らすで動作で、腰が固まったようにこわばりを訴えます。
痛み部位も曖昧で、「腰のこの辺が痛い」と腰の中心(骨)より外側の筋肉を指します。
筋筋膜性腰痛症の症状は色々ある。
スポーツ中や後に激しい痛みが起こる。
朝起きるときに腰がこわばり起きれない。
腰に強いコリを感じて動かすと痛い。
腰以外に背中も強い張り感と痛みがでる。
痛みが急にきて、長く続くことがある。
腰の悩み "ぎゅ〜っ"で解決!
筋筋膜性腰痛症の原因
筋筋膜性腰痛(症)を引き起こす原因はなんだろうか?
筋筋膜性腰痛(症)は、病院でレントゲンやMRIで検査をして、骨に異常が見られないことが特徴です。その理由は、損傷する部位が筋肉や筋膜だからです。
腰の筋肉や筋膜が傷つく原因は、スポーツなどの激しい動きを繰り返すことでのオーバーワークや、同じ姿勢で腰の筋肉が拘縮した状態から強い力加わった時などに損傷することが多いです。
筋筋膜性腰痛(症)の原因を深く考える。
筋肉に何が起こっているのか、筋膜と筋肉は何が違うのかなど、原因を深く考えることで、改善・予防方法が見つかると思います。
筋肉・筋膜に何が起こり痛みを引き起こすのか?
筋肉を包む筋膜の水分が少なくなり滑りが悪くなる。
筋膜は柔らかい組織で、役割は筋肉の位置を仕切る、擦れる摩擦から保護、力の伝達などがります。
本来は滑りが良い状態が、滑りが悪くなり「筋膜の癒着」を起こすと考えられています。癒着とは、筋膜の水分が少なくなり隣接する組織に粘着する状態です。
筋肉に疲労物質が溜まり、伸縮機能の低下が起こる。
筋肉内に疲労物質や発痛物質が蓄積して、血流循環が悪くなり筋肉への神経伝達や栄養が行きわたらない為に伸縮機能が低下します。
伸縮機能が低下したところに、強い伸張、収縮運動が起こると、筋繊維は部分的に筋断裂が起こります。
腰の悩み "ぎゅ〜っ"で解決!
筋筋膜性腰痛症の病院での治療法
病院での治療法には、電気・牽引・薬が一般的です。
病院での治療法は、検査(レントゲン・MRIなど)から始まり、他の原因との鑑別をお行います。骨に原因がない場合は、最初は保存療法で経過観察します。
保存療法には、電気療法・牽引・超音波療法などがります。リハビリとして運動療法も行われ、ストレッチや筋力強化などで対応しています。
湿布ら痛み止めなども処方されます。
腰以外にも筋膜性疼痛症候群(MPS)に筋膜リリース注射を行う。
筋膜リリース注射(ハイドロリリース)は超音波で内部を観察しながら、筋膜や結合組織の癒着下部分に、生理食塩水を注入して癒着を剥がして動きを円滑にするとともに、発痛物質を洗い流して痛みを改善させます。
効果に関しては個人差があり、慢性の腰痛を持った方は、すぐに元に戻り効かない事も多いようです。
腰の悩み "ぎゅ〜っ"で解決!
筋筋膜性腰痛症の予防法
筋筋膜性腰痛(症)を引き起こした根本原因を改善が予防につながる
予防するには、何をすれば良いかを考えてみましょう。原因を考えてみると予防の方法も見えてみます。
痛みの原因には大きく分けて二つがあります。急性痛と慢性痛です、
どちらにしても、最初の原因(根本原因)は姿勢不良や腰に負担をかけてしまったことが考えられます。骨盤や体の歪みも姿勢不良が引き起こしたと考えても良いと思います。
根本原因を改善しなければ注射や、すばらいい治療を受けようが効果はないでしょう。
日頃からストレッチなどで、筋肉の柔軟性を高めて疲労物質を取り除いていくことが大切です。私が考案した腰痛を改善するセルフケア法を、毎日継続することで姿勢も改善されていきます。
筋筋膜性腰痛症の方が注意したい日常動作で腰の痛みは予防できる
注意したい日常生活動作があります。間違った動きで腰痛を悪化させないだけでなく、正しい動きをすることで慢性腰痛も改善できるのです。
座る姿勢に注意。
物を拾う姿勢に注意。
顔を洗う姿勢に注意。
腰の悩み "ぎゅ〜っ"で解決!
筋筋膜性腰痛症の整体を紹介
筋筋膜性腰痛症は急性と慢性では整体の仕方が違います。
急な痛みの筋筋膜性腰痛症は、アイシングと晒固定が効果的
筋筋膜性腰痛症の急な痛みでは、炎症が伴う場合があるので整体は、アイシングと晒固定が主となります。また、骨盤矯正が必要な場合もあります。
詳しくは、急性腰痛(ぎっくり腰)を参考にしてください。
腰椎と骨盤の調整を軽く行う。
ビニールに氷と水を入れて30分は冷やす。
安静のために、晒固定で骨盤矯正。
腰の悩み "ぎゅ〜っ"で解決!
慢性の痛みの筋筋膜性腰痛症は、3つの整体が効果的
筋筋膜性腰痛症の根本原因には、腰の周辺の筋肉が硬くなり血行不良があります。そして、筋肉が硬く縮み(拘縮)して骨盤や腰椎を歪ませます。
根本原因を改善することで、確実に回復を促し再発を予防します。
腰の筋肉をマッサージでほぐして緩める。
腰の筋肉をストレッチで伸ばして緩める。
骨盤と腰椎下部を矯正をして調整する。
腰痛整体コースのご案内
関連記事
- >腰の痛みがどこから来ているか分からない方へ|原因と対処法ガイド
- >絶対にやってはいけない腰痛ストレッチとは
- >腰痛を筋トレで改善させる!繰り返す腰の痛みを予防法とは
- >腰痛はおしりのマッサージが有効の理由は「お尻のコリ」が取れるから
他の記事を見たい方は「腰痛・腰の痛みの整体のブログ記事一覧」を参考に!
監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)
「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。
日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。
さいたま中央フットケア整体院の紹介
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜18:00 | ー | ● | ● | ー | ● | ● | ● |
18:00〜21:00 | ー | ● | ー | ー | ● | ー | ー |
火曜・金曜は夜間診療21:00まで可能
祝日は休診、完全予約制
信頼される理由【全国から来院】【口コミ評価4.6】【25年の臨床経験】
〒338-0013
埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-17-13
電話)048-789-7743
定休日:月・木・祝日
火・水・金・土・日:9:00~18:00
火・金は夜間営業18:00~21:00
【道順】Googleマップで道順を調べる
電話番号: 048-789-7743
詳しい道順: アクセスページ
ご不明な点がございましたら、まずはお気軽にご相談下さい。