ぎっくり腰の応急処置の正しいやり方を整体師が解説
腰痛
目次
1.ぎっくり腰ってなに?
1-1. ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰は、腰の筋肉や靭帯が急激に引っ張られて炎症を起こす状態です。重いものを急に持ち上げたり、不自然な姿勢を長時間続けたりすることで発症することが多く、日常生活のちょっとした動作でも起こりえます。
1-2. ぎっくり腰の症状
主な症状としては、腰の痛み、動きの制限、筋肉の硬直などが挙げられます。痛みは突然襲ってくることが多く、咳やくしゃみ、体勢を変えるだけでも悪化することがあります。
1-3. ぎっくり腰の種類(例:急性、慢性)
ぎっくり腰は、発症してから時間が経つにつれて症状が変化します。急性期は痛みや炎症が強く、安静にすることが重要です。慢性期になると痛みが慢性化し、日常生活に支障をきたすことがあります。
2. 応急処置の重要性
2-1. なぜ早期の応急処置が大切なのか?
ぎっくり腰の初期の応急処置は、炎症を抑え、痛みを軽減し、回復を早めるために非常に重要です。適切な処置を行うことで、症状の悪化を防ぎ、日常生活への復帰を早めることができます。
2-2. 応急処置を怠るとどうなる?
応急処置を怠ると、炎症が慢性化し、痛みが長引く可能性があります。また、日常生活に支障をきたし、仕事や家事などに影響が出ることもあります。
3. 応急処置の具体的な方法
3-1. 図解|アイシングの詳しい解説
アイシングは、炎症を抑え、痛みを軽減するために効果的な方法です。冷えピタや氷嚢などを使い、痛む部分に15~20分程度冷やしましょう。ただし、冷やしすぎると凍傷になる恐れがあるので注意が必要です。
3-2.図解|さらし巻きの解説
晒固定法は、腰を固定し、痛みを軽減するための方法です。伸縮性のある包帯を腰に巻きつけ、動かないように固定します。ただし、締めすぎると血行不良を起こす可能性があるので注意が必要です。
1本目の晒の巻き方
お尻を隠すように1本目を巻きます。(10mを巻き切る)
2本目の晒の巻き方
腰骨(へそ下)に2本目を巻きます。(10mを巻き切る)
2本目の晒の巻いて、さらにコルセット
2本の晒を巻いた後に、コルセットを巻くと、さらに早くぎっくり腰が改善されやすいです。
3-3.動画|ぎっくり腰の応急処置の正しいやり方
3-4.コルセットの選び方と使い方
コルセットは、腰を支え、痛みを軽減するために使用します。自分の腰に合ったサイズを選び、正しい装着方法で行うことが大切です。
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4.よくある質問
Q: ぎっくり腰は再発しやすい?
A: ぎっくり腰は再発しやすい傾向があります。正しい姿勢を保ち、筋肉を強化するなど、予防策を心がけることが大切です。
Q: ぎっくり腰と腰椎椎間板ヘルニアの違いは?
A: ぎっくり腰は筋肉や靭帯の損傷が主な原因ですが、腰椎椎間板ヘルニアは椎間板が飛び出して神経を圧迫することが原因です。症状や原因が異なるため、治療法も異なります。
Q: ぎっくり腰の治療費は?
A: 治療費は、受診する医療機関や治療内容によって異なります。健康保険が適用される場合もありますが、自己負担が発生する場合もあります。
Q: 整体院での治療について
A: 整体院では、マッサージや骨盤矯正などの施術を受けることができます。症状に合わせて適切な施術を選択することが大切です。
Q: 整体院を選ぶ際のポイント
A: 施術者の資格や経験、治療方針などを事前に確認することが大切です。また、他の患者からの評判なども参考にすると良いでしょう。
Q: ぎっくり腰になりやすい人
A: 姿勢が悪い人、運動不足の人、重いものを頻繁に持ち上げる仕事をしている人などが、ぎっくり腰になりやすいと言われています。
Q: ぎっくり腰と仕事の関係
A: ぎっくり腰になると、仕事に支障をきたすことがあります。無理せず休養を取り、医師や専門家のアドバイスに従って治療を行うことが大切です。
Q: ぎっくり腰に関する誤った情報とその対策
A: インターネット上には、ぎっくり腰に関する誤った情報が多く流れています。信頼できる情報源から正しい知識を得ることが大切です。
監修:腰痛改善研究所 所長 冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)
腰から下肢(足)の整体の専門家として25年以上の経験があります。人間の土台である「足裏」を中心に、第二の土台「骨盤+股関節」を研究し整体してきました。
地球に生きる上で、重力と調和をテーマに身体のバランスを調整する「整体施術+セルフケア法」の啓蒙を行っています。セルフケアの内容には、整体ストレッチ法と整体筋力トレーニング法、また最近では整体メンタル法を研究しています。
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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)
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