監修：冨澤敏夫（柔道整復師） 新規投稿2022年9月6日 更新日2024年10月22日

足首が硬い拘縮の原因と治療法・予防法

足首が硬い拘縮を改善させるには、原因や他の治療法との違い、予防法などを知ることが大切です。

目次

1. ＞足首が硬い拘縮とは
2. ＞足首が硬い拘縮の症状
3. ＞足首が硬い拘縮の原因
4. ＞足首が硬い拘縮の治療法
5. ＞足首が硬い拘縮の予防法
6. ＞足首が硬い拘縮の整体法

 

 

足首が硬い拘縮とは

足首が硬い拘縮は硬く固まっている。

足首が硬い拘縮は、捻挫や骨折に後遺症で起こることが多く、足首が外側に曲がっています。

後ろから見ると、はっきり外重心になって立って見えます。これは足首の正常な回内動作が出来ないために起こります。

歩行の際の足首の自然な動きが制限されているので、痛みが出やすいため長く歩くことが困難です。

足関節拘縮して硬くなる原因には色々あり、捻挫・骨折の後遺症や、生まれつき足首が硬い、ふくらはぎの筋肉が硬くなり起こる場合などです。

足首の靭帯・腱・関節包（滑膜包）などの軟部組織が硬く縮み伸縮性が低下して、本来の動きが出来ない足首になります。

関節に適度なゆるみが無いと、動きが制限され強い負担（捻じれ衝撃）に耐えられず、痛みを感じる神経組織が過敏に反応してしまいます。

病院などで検査しても異常がなく、原因不明と言われて医療施設を転々とすることで、悩んでいる方が多いです。

症状は、固まった感じがして急激な力が加わるときに鋭い痛みが起こります。疲労が溜まりやすく、膝から下がだるい張るなど訴えます。休んで立ち上がる際や運動初期に起こることもあるようです。

足首の拘縮で硬いと血行も悪くなるので、少し浮腫んだ感じがあります。そして、老廃物（発痛物質）が関節内に溜り痛みを引き起こします。

 

 

足首が硬い拘縮の症状

足首が硬い拘縮の痛みくるぶし痛の症状は人により違います。

足首が硬い拘縮の症状は、足首の可動域（動き）が制限されて足首を伸ばす曲げる動作が減少します。

痛みについては、動きすぎると痛みが強くなり、歩く衝撃で足関節への衝撃がダイレクトにくるので、炎症も起きやすくなります。

足首が硬い拘縮の症状

 

 

足首が硬い拘縮の原因

足首が硬い拘縮を引き起こす原因は何か？

足首が硬い拘縮を引き起こす原因には色々ありますが、病院でレントゲンやMRIで検査すると関節の角度に歪みが見られ、関節裂隙（隙間）が狭いなど見つかります。

多くの方は、捻挫や骨折の後遺症などありますが、炎症を繰り返す悪環境が長期的に存在して、悪化を繰り返すことで組織の変形・変性が進みます。

さらに足首が硬い拘縮を悪化させる要因は、加齢や運動不足、肥満なども原因に入ります。骨密度も意外と正常な場合が多いです。

 

 

当整体院が考える足首が硬い拘縮の「痛み」の本質は？

血行不良による発痛物質の生成は、科学で解明されていて血行を良くする整体やマッサージを、受けることは有効であると考えます。

血行不良を引き起こす要因には、精神性（ストレス）なども関与しているため、本気で捻挫・足首骨折の後遺症を改善させるには、日常生活の環境も考慮しなくてはいけません。

 

 

足首が硬い拘縮の治療法

病院での治療法には、電気・薬が一般的です。

病院での治療法は、検査（レントゲン・MRIなど）から始まります。原因や症状により手術の対応もありますが、最初は保存療法で経過観察していきます。

保存療法には、電気療法・牽引・超音波療法などがります。リハビリとして運動療法も行われ、ストレッチや筋力強化などで対応しています。

ペインクリニックでは、ブロック注射なども行われています。一般的には、電気療法と薬や湿布など処方されます。

手術

足首の骨に異常があり、手術なども行われる場合もあります。この場合も急ぐのではなく、保存療法を試して効果が出ない場合は、手術を検討されることもあります。

しかし、手術したから痛みが改善させる保証はなく、先生からも効果は100％でないことは説明されるかと思います。

手術をしてしばらくは良かったが、数年すると慢性足首痛に悩まされることも少なくありません。

 

 

足首が硬い拘縮の予防法

根本原因を改善することが予防につながる

足首が硬い拘縮の痛みを予防するには、足首周辺のマッサージとストレッチで動きを回復させることです。

固まった足関節を動かせるようにすると、血行は回復して柔らかくなり歩く際に足首に負担が減ります。

どちらにしても、痛みに対しての適切なケアを行い、足首に悪化させない環境を作ることが必要です。

そのためには、当整体院で指導しているセルフケア法を実践しながら、足首へかかる負担を一定期間取り除き、弱った筋力を強化していくことが多雪です。

間違っていけないことは、筋力強化を先に行うのではなく、改善させるための順序を踏むという事です。最初に行うことは痛みと動きを回復させる事です。

 

 

足首が硬い拘縮の整体コースの特徴

足首が硬い拘縮の整体コースの流れをご紹介します。根本の改善を目指して入念な施術と、再発予防のための自宅でできる簡単なセルフケア法の指導を行います。

 

①カウンセリング 足首周辺の痛みを引き起こす原因を見つける為に質問をいたします。

②足首の整体施術 足関節周辺をほぐして、動きを良くするために整体を加えていきます。

③セルフケア指導 早く改善させる為、自宅で足首のセルフケアを指導します。

④次回の来院指導 患者様の都合で来るのでなく、早く改善させる為のスケジュールを提案します。

 

 

足首が硬い拘縮の痛みの根本原因にアプローチした整体法

足首が硬い拘縮は、足首（くるぶし）の周辺の筋肉が硬くなり血行不良があります。マッサージとストレッチで根本原因を改善させます。

根本原因を改善することで、確実に回復を促し再発を予防します。

足首が硬い拘縮は、マッサージとストレッチ、筋力強化が決め手！

 

 

よくある質問（Q＆A)

Q：原因がわからないのですが？

解答

A：当整体院に来ていただい時に、しっかりカウンセリングして原因を探します。必ず何か問題が隠れているためご安心ください。

Q：最近、とても痛く病院へ行った方が良いですか？

解答

はい、先に病院へ行くこともおすすめします。ただ、病院では薬や湿布などの保存療法なので、整体などのマッサージとストレッチを受けることをお勧めします。

Q：長年の痛みは治らないと言われました？

解答

A：いいえ、改善します。ただ、適切なケアをしないと自然治癒は難しく、プロの技術と整体がおすすめです。

 

 

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監修：冨澤敏夫（柔道整復師・整体師）

「１０秒かかと上げで足裏の痛みが消える！」（KADOKAW）、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える！」（現代書林）のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の１年間の連載も好評でした。

 

さいたま中央フットケア整体院の紹介

 

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