杖の正しい使い方で杖はどっちに持つの、歩き方や階段の上り方や下り|さいたま中央フットケア整体院
変形性股関節症でも杖なしで歩ける方法を徹底解説!
変形性股関節症の方でも杖なしで歩くための効果的な方法をご紹介。専門家が推奨するトレーニングや注意点を詳しく解説。今日から始めて、快適な歩行生活を手に入れよう!
この記事は、こんな方へお勧めします。
杖を使うメリットがわからない?
杖を使わない方法を知りたい?
変形性股関節症の杖は必須なのか?
そもそも杖は使わないとダメなのかしら?
目次
- >変形性股関節症とは
・ 関節軟骨がすり減る進行性の病気・ 原因:加齢、肥満、遺伝、関節炎など・ 症状:股関節の痛み、可動域制限、歩行障害- >杖なし歩行のデメリット
・ 転倒のリスク・ 痛みや炎症の悪化と関節の変形進行・ 筋力低下- >杖なし歩行を許可された場合でも、
- >まとめ
変形性股関節症とは
杖の正しい使い方を知ることで、ストレスなく杖を使いこなして生活の質を上げることができます。
逆に杖を正しく使えないことで、杖を使うことがストレスとなり出歩くことが少なくなるなど、生活の質が低下することは肉体的・精神的にもデメリットは大きいと思います。
関節軟骨がすり減る進行性の病気
関節軟骨がすり減る進行性の病気は、主に以下の2種類があります。一つ目は、変形性関節症。二つ目は、リウマチ性の関節炎です。軟骨がすり減ることで骨同士が直接こすれ合い、痛みや炎症を引き起こします。進行すると、関節の変形や機能障害につながる可能性があります。
原因:加齢、肥満、遺伝、関節炎など
加齢
年齢とともに、関節軟骨の成分であるコラーゲンやプロテオグリカンが減少します。これにより、軟骨の弾力性や強度が低下し、すり減りやすくなります。
肥満
体重増加により、関節にかかる負担が大きくなります。特に、膝関節や股関節は体重を支える重要な関節であるため、肥満の影響を受けやすいです。
遺伝
関節軟骨の構成や代謝に関わる遺伝子異常が、変形性関節症の発症リスクを高める可能性があります。
関節炎
関節リウマチや感染性関節炎などの関節炎は、関節軟骨の炎症を引き起こし、軟骨の損傷につながります。
その他
これらの原因以外にも、以下の要因が関節軟骨のすり減りを促進する可能性があります。過去の関節の怪我、骨の配列異常、激しい運動、職業による関節への負担です。
症状:股関節の痛み、可動域制限、歩行障害
股関節の痛み
立ち上がりや歩き始めなど、股関節に負担がかかる時に痛みを感じる。進行すると、安静時にも痛みを感じることがある。夜間に痛みが強くなり、睡眠不足になることもあります。
可動域制限
股関節の動きが制限される。しゃがんだり、正座したりすることが困難になる。靴下を履いたり、足の爪を切ったりすることが難しくなります。
歩行障害
歩幅が狭くなる。歩き方がぎこちなくなる。長距離を歩くと痛みを感じて、歩けなくなります。
その他
股関節の違和感。股関節の腫れや関節の音が鳴る。太ももの筋肉の萎縮します。
変形性股関節症は、早期発見・早期治療が重要です。 上記のような症状を感じたら、早めに整形外科を受診しましょう。
杖なし歩行のデメリット
変形性股関節症の方にとって、杖なしでの歩行には以下のリスクがあります。
転倒のリスク
股関節の痛みや可動域制限により、バランスを崩しやすくなる。特に、段差や滑りやすい場所では転倒のリスクが高まる。転倒すると、骨折や打撲などの怪我をする可能性があります。
痛みや炎症の悪化と関節の変形進行
杖なしで歩くと、股関節に負担がかかり、痛みや炎症が悪化する可能性がある。悪循環に陥り、さらに歩行が困難になることもあります。股関節に負担がかかり続けることで、関節の変形が進行する可能性があり、人工関節置換術などの手術が必要になることもあります。
筋力低下
杖なしで歩くと、股関節周りの筋肉が弱くなり、筋力低下につながる。筋力低下は、歩行障害や転倒のリスクを高まります。
杖なし歩行を許可された場合
杖なし歩行を許可された場合でも、以下のような点に注意する必要があります。
無理せず、痛みを感じたらすぐに休憩して、段差や滑りやすい場所には注意する。足元に十分気を配り必要に応じて、手すりや壁を利用する。疲れたら無理せず休憩する。
まとめ
変形性股関節症でも、適切なトレーニングと日常生活での注意により、杖なしで歩ける可能性があります。専門家のアドバイスを受けながら、自分に合った方法を見つけて、快適な歩行生活を目指しましょう。
「杖を一度使うと手放せなくなる」「杖を使うのに慣れてしまうと筋肉が弱る」「多少ふらついても杖は使うべきではない」などの思い込みは間違っています。
杖は、「使うべき時は使い、使わなくて良い時は使わない」が正しい考え方です。
正しく杖を使いこなすことで、我慢していていた旅行やショッピングを、友人や家族と楽しめます。
そして、やっぱり杖は使った方が良いと感じた方は、「杖の正しい使い方で杖はどっちに持つの、歩き方や階段の上り方や下り」を読んでいただき、正しく杖を使って欲しいと思います。
杖の使い方で悩んでいる方は、「さいたま中央フットケア整体院」に御相談下さい。
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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)
「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。
日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。
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