股関節が右だけ痛い、右の股関節が痛い治し方を、原因からストレッチ法を徹底解説|さいたま中央フットケア整体院
股関節が右だけ痛い治し方を、原因からストレッチ法を徹底解説
股関節が右だけ痛い、右の股関節が痛い治し方を、原因からストレッチ法を徹底解説
右だけ股関節が痛くなる原因には、日常生活での股関節の使い方にアンバランスがあり、右股関節に負担が多く掛かっている可能性が高いです。
きっかけとしては、スポーツ活動、家事、仕事など股関節の使い方に左右があり、右だけを多く使用しているなどが考えられます。
また、右の股関節に臼蓋形成不全があり、加齢や筋力低下などで股関節の右に不安定性が発生した可能性もあります。
どんな原因があるとしても、股関節の右の痛みの原因を突き止めて、正しい治し方を行えば改善できると思います。
希望を捨てず、この記事で自身の右股関節の痛みと向き合い、改善へ役立ててください。
わからない事、疑問などあれば、さいたま中央フットケア整体院の冨澤までお気軽に連絡をください。
股関節 右だけ痛いと悩む方へ
旅行に行って長く歩いたら、右の股関節が急に痛くなった。
10年前は股関節の左が痛かったが、今回は右の股関節が痛い。
最初は右股関節が痛く、庇って歩いたら左が痛くなった。
急に右の股関節が硬くなって開かなくなり痛みも出てきた。
目次
- >股関節の右だけ痛い!?
・ 右の股関節の痛みの原因とは?1) 外傷やケガによる右の股関節痛2) 変形性股関節症による右の股関節痛3) 関節リウマチや骨頭壊死、鼠蹊ヘルニアで股関節右の痛み- >股関節の右だけが痛む原因を解説
・ 右の臀筋(お尻)の筋力が低下した。・ 仕事や家事で右股関節を軸足として使う。・ 左の足を怪我して右股関節に負担が集中した。・ 先天的に右の股関節に骨形成不全があった。- >股関節の痛みの症状
- >右の股関節はどこにあるのか?
・ 右の股関節の場所は右鼠蹊部の中央付近・ 右の股関節の構造は頑丈にできている- >「股関節が右だけ痛い」の治し方をご指導
- >右股関節のマッサージは4つのポイント
- >右股関節のストレッチは4つの動き
- >股関節が右だけが歩くと痛い時に有効な対応法!
- >股関節が右だけ痛い方からよくある質問
Q: 今は右の股関節が痛いのですが、左の股関節も痛くなりますか?Q: そもそも右の股関節に臼蓋形成不全があるので治らないのでは?- >まとめ
股関節の右が痛い!?
股関節が右だけ痛む原因を知って、正しい治し方をおすすめします。
右の股関節の痛みは、滑液包炎といわれる関節の部位に起こる炎症が多いのです。右股関節の滑液包炎が起こる理由は、加齢とともに軟骨がすり減って滑膜を刺激して炎症を引き起こします。
その他、大腿骨頭壊死により痛みが急に発生する場合や、関節リウマチでも痛みが起こることがあります。
また何らかの原因で関節の動きが損なわれてしまい、関節の隙間が詰まる症状としてインピンジメント症候群も起こりえます。
- 滑液包炎
- 関節は関節包という袋で覆われていて、内側の膜を滑膜と言い滑液などを分泌しています。この内側の滑膜に炎症が起こることを滑液包炎と言います。
右の股関節の痛みの原因とは?
右の股関節の痛みの原因は、大きく分けて以下の3つに分けられます。
外傷やケガによる右の股関節痛
転倒やスポーツによる怪我で骨折、打撲、捻挫などの外傷が原因で、股関節に痛みや腫れ、機能障害などが起こります。
変形性股関節症による右の股関節痛
変形性股関節症は、加齢や肥満、過度の運動などが原因で、股関節の軟骨がすり減り、関節の変形が起こる疾患です。痛みや腫れ、可動制限(動きのしづらさ)などの症状が現れます。
関節リウマチや骨頭壊死、鼠蹊ヘルニアで股関節右の痛み
関節リウマチや痛風などの関節炎、骨頭壊死症、股関節周辺の筋肉や腱の炎症、鼠径ヘルニアなどが原因で、右の股関節に痛みが起こります。
関節リウマチ
関節の炎症を起こす病気です。股関節のほか、手足の関節や脊椎などにも症状が現れます。
痛風
血液中の尿酸値が高くなることで、尿酸結晶が関節に沈着して炎症を起こす病気です。足の親指の付け根に痛みが現れることが多いですが、股関節にも症状が現れることがあります。
骨頭壊死症
大腿骨の頭の部分が血流不足により壊死する病気です。痛みや腫れ、動きのしづらさなどの症状が現れます。
鼠経ヘルニア
鼠径部(股間のあたり)の弱い部分から、腸などの内臓が飛び出した状態です。痛みや違和感、腫れなどの症状が現れます。
股関節周辺の筋肉や腱の炎症
股関節周辺の筋肉や腱に炎症が起こることで、痛みや腫れ、動きのしづらさなどの症状が現れます。
股関節が右だけが痛む原因を解説
股関節は右と左があり、両側同時に股関節痛が起こることは少なく、大抵の場合は右(左)の股関節が痛くなって、それを庇うことで左(右)の股関節が痛くなる傾向です。体の使い方の癖や習慣で右の股関節を酷使して起こることも考えられます。
右の臀筋(お尻)の筋力が低下した。
臨床で多くあるのは、右のお尻の筋肉が左に比べて、弱っていることが挙げられます。
患者様が来院して、うつ伏せに寝てもらい、右と左の臀部(お尻)の盛り上がりや張り感で弱っているかが判断できます。
右のお尻の筋肉が弱っている判断は、見た目や触診で臀部(お尻)の筋肉量が減少して筋力に差が出ているからです。
臀部(お尻)の筋力に差が出ると、股関節を守ることができないため、弱ったお尻側に股関節の痛みを引き起こすのです。
仕事や家事で右股関節を軸足として使う。
生活や仕事、スポーツなどで右股関節をよく使うため、継続的に負担がかかって右の股関節に起こることがあります。
これは筋力の問題というよりも、過剰な負担が加わったことで股関節の右に痛みを引き起こします。
左の足を怪我して右股関節に負担が集中した。
左の足を怪我(骨折や捻挫)すると、それを庇うために右の脚に負担がかかり、右股関節が痛くなる場合があります。
特に左足の怪我が回復に時間がかかると、怪我した左の脚に体重がかけられないため、痛くなかった右脚に継続的に過剰な負担がかかります。
その結果、右股関節が痛くなるケースも多いです。
先天的に右の股関節に骨形成不全があった。
右の股関節の骨に形成不全がある場合は、右の股関節の痛みが加齢とともに発生する可能性があります。
右の股関節の骨の形成不全は、発育の過程で股関節の形成に良くない環境が起こったことで、骨の形成に問題が起こります。
右の骨の形成不全に、筋力の低下や加齢による軟骨の摩耗が発生すると、右股関節の痛みを引き起こしてしまうと考えられています。
股関節の右だけが痛い場合の症状
右股関節の痛みの症状には、動きの制限と動かした時の痛みがあります。
日常生活で右股関節に痛みを感じることが多くなり、生活するのに不便さを覚えてストレスとなります。
主に右や左の股関節に痛みを感じる動作では、靴下脱ぎ履き、就寝中の寝返り、脚を組み姿勢などが挙げられます。
靴下の脱ぎ履きで右の股関節が痛い。
寝返りで右の股関節が痛くて眠れない。
股関節が痛く脚が組めない、組みにくい。
急性痛と慢性痛では痛みが出現する場所が変化する場合がある。
慢性痛の股関節痛は色々な部位が痛む
慢性痛の股関節痛は色々な部位が痛む
右の股関節はどこにあるのか?
右の股関節の場所や構造をイメージできると、自分で行う右股関節のセルフケアの際に、改善の効果が高まります。
また、股関節の右の痛みの原因を知り、右の股関節に負担がかかる姿勢や動きがわかって予防できます。
専門家のように詳しく知る必要はなく、簡単でも良いので理解できるように解説していきます。
右の股関節の場所は右鼠蹊部の中央付近
右の股関節の位置は鼠蹊部の付近が正解です。
実は、ほとんどの方が右の股関節の位置を勘違いしています。一般の方は右股関節の位置を大腿部(太もも)の外側の出っ張った骨(大転子)と思っています。この骨(大転子)は、右の股関節節ではないので注意しましょう。
右の股関節の位置は、鼠蹊部(鼠経靭帯)の中間部付近で仰向けに寝て膝を立てた際に、折り曲がる部分の中間部に位置します。
左右の股関節の構造は頑丈にできている
股関節は上半身を支え、動く中心となる関節で頑丈にできている。
股関節は骨盤と大腿骨で繋がっている部分で、骨盤の窪みに大腿骨頭がはまっている構造になっています。
股関節は体重を支える土台の部分であり、靭帯・腱・関節包・筋肉で補強されて頑丈にできています。
「股関節が右だけ痛い」の治し方をご指導
股関節の痛みを改善させるには、マッサージとストレッチを合わせて行うと有効です。
右股関節のマッサージは4つのポイント
股関節のマッサージは、ポイントを絞って行うと時間短縮できて継続意欲が高まる。
マッサージは痛みを緩和させる効果が期待できます。股関節の痛みを引き起こすポイントとなる4つのポイントを入念にほぐしていきます。
マッサージをすることで、筋肉がほぐれ血行が促進され、痛みを引き起こしている血行不良の改善を促します。
右股関節のストレッチは4つの動き
ストレッチは動的ストレッチと静的ストレッチを合わせて行うと効果的です。
マッサージで筋肉を柔らかくした状態を、ストレッチでさらに柔らかくしていきます。 ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチを混ぜて行います。 。
動かしながら筋肉を伸縮させて老廃物を流し、伸ばした状態で20秒弱静止して筋繊維を伸ばしていきます。
そうすることで、柔軟性と血行の回復を目指します。
股関節が右だけが歩くと痛い時に有効な対応法!
体重が股関節に乗ると痛い時の対処法
痛みが強い時は、痛みを感じない環境を右の股関節に作ってあげてください。方法は、右の股関節にさらしを巻く方法と、杖をつく方法です。
股関節が右だけ痛い方からよくある質問
股関節が右だけ痛い方から頂く「よくある質問」を掲載しました。同じような不安や悩みの回答を読んで、少しも役立ててください。
Q:今は右の股関節が痛いのですが、左の股関節も痛くなりますか?
A:本当に良く質問を受けるのですが大丈夫ですよ。安心してください。
私が指導する股関節のセルフケアを継続することで、左の股関節が痛くなることは回避できる可能性が高いです。
最初に右の股関節が痛く次に左の股関節が痛くなる理由は、右の股関節を庇うことで左の股関節に過剰な負担が加わってしまうからです。
セルフケアで股関節の右の痛みを整体することで、左の股関節に負担がかからなくなるので、痛みは発生しない可能性があります。
セルフケアもすぐには効かないため、効果が出るまでは左に負担がかからないように、杖を使うことをお勧めしています。
詳しく、「杖の正しい使い方」と「杖を使いたくない方へ、変形性股関節症で杖を悩む方へ」を参考にしてください。
Q:そもそも右の股関節に臼蓋形成不全があるので治らないのでは?
A:病院で右の股関節痛が臼蓋形成不全が原因ですと言われると思いますが、臼蓋形成不全があっても痛まない方もいます。
右の股関節の痛みは、臼蓋形成不全が原因ではなく、筋力が弱り股関節を安手させる機能が低下して、股関節に負担がかかり関節炎を起こすことが痛みの原因です。
臼蓋形成不全があっても、股関節を守る筋肉があれば痛むリスクは低くなります。
臼蓋形成不全がある方は、お尻の筋肉を弱らせないように日頃からトレーニングをしておきましょう。
お尻の筋肉を鍛える方法は、「中殿筋のトレーニング|簡単で効果的な方法を解説!」を参考にしてください。
まとめ
股関節の右の痛みには色々な原因が考えられます。股関節自体の構造的問題や、日常生活のからだの使い方、運動の種目による負担の偏りなどが考えられます。
日頃からからだのバランスを整えておくことが大切で、スポーツ選手だけでなく一般の方でも日常の偏った負担をリセットすることをお勧めします。
整体などに通うことも大切ですが、自分で行うセルフケアも必要なため時間を作り、毎日行うように心がけましょう。
股関節の痛みは適切な整体を行えば、とても効果的に改善されます。股関節の整体効果は【痛み、動き、筋力】の改善を目的にしています。
手術を検討されている方、どこへ行っても改善されないと悩む方は、御気軽に御相談下さい。
さいたま中央フットケア整体院では、25年以上の臨床経験を持つ院長が股関節の痛み整体コースを設けて、皆様の体のサポートをさせていただいています。
さらに、セルフケア方法の指導によって、自宅で出来る技術を身に着けて欲しいと患者様のアフターケアも行っています。
セルフケア方法の指導によって、自宅で出来る技術を身に着けて欲しいと患者様のアフターケアも行っています。股関節の痛みで悩むなら、ぜひ股関節の痛み整体コースを参考にしてください。
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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)
「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。
日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。
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