特発性大腿骨頭壊死症の原因と症状、治療と予防|さいたま中央フットケア整体院
特発性大腿骨頭壊死症の原因と症状、治療と予防
大腿骨頭の部分が、血流の低下により壊死した状態です。骨が腐ったわけではなく、血流不足で骨組織が死んだ状態です。
骨壊死が発生しても、痛みがでるのには時間差があるようです。骨壊死がある程度であれば痛みはありませんが、骨壊死の部分が潰れると痛みがでます。
骨壊死はあっても、壊死の範囲が小さい場合などでは生涯にわたり痛みをきたさないこともあります。
特発性大腿骨頭壊死症は、ステロイドの長期服用・アルコールの多飲が危険因子とされていますが、明らかでなく原因は不明です。
大腿骨頭壊死症は予後は良好であり、痛みが出現した場合でも、手術などの適切な治療により、痛みのない生活を送ることができます。
厚生労働省の特定疾患に指定されており、医療費補助の対象となっているので、申請は通いの整形外科専門医に相談して下さい。
目次
特発性大腿骨頭壊死症(ONFH)とは
特発性大腿骨頭壊死症とは、血流の阻害されて起こる骨組織の壊死
大腿骨頭が、血流不足で一部が無腐性壊死(骨が腐ったのでなく骨組織が壊死)にの状態です。骨壊死があるだけでは痛みはなく、骨壊死の部分が潰れて痛みがでます。痛みが起こるのにはタイムラグ(時間差)があります。骨壊死はあっても、壊死が小さい場合などでは痛みがない状態で生涯生活している場合があります。
全国で1年間の新規発生数は約2,000~3,000人で、好発年齢 は、全体では30~50歳代、働き盛りの年代に好発するといえます。男性の方がやや多いようですが、ステロイド関係では女性の方が少し多いようです。
特発性大腿骨頭壊死症の症状
特発性大腿骨頭壊死症の後遺症は日常生活に支障が起こる。
特発性大腿骨頭壊死症の症状は、急に痛みが起こり跛行(足を引きずる)です。徐々に悪化する変形性股関節症と違い急性痛で発症します。関節(軟骨)の変形は初期には見られず、機能障害は起こりません。
予後不良で特発性大腿骨頭壊死症の後遺症として、股関節の動きの障害や慢性痛が発せして、生活に支障が起こる場合もあります。痛みを我慢して体重をかけて無理に動いていると、大腿骨頭の扁平化が起こり、変形性股関節症に進行する場合もあるので注意してください。
特発性大腿骨頭壊死症の症状には色々ある。
急な痛みに襲われ、歩行が困難になる。
歩き始めや長い距離を歩いた後に股関節痛がある。
症状が出るまでにタイムラグ(時間経過)がある。
壊死の進行具合で常に痛み、歩行が困難になる。
通常は片側ですが、両股関節に発症することもある。
特発性大腿骨頭壊死症の原因
原因は不明であるが、いくつかの危険因子はある。
特発性大腿骨頭壊死症の原因は、まだわかっていません。しかし、骨頭壊死にる危険因子はあります。ステロイド剤(副腎皮質ホルモン薬)の治療の自己免疫疾患などの人、アルコールを毎日多量に飲み続けている人など高いリスクがあると言われています。
ステロイド投与や多量の飲酒が習慣でない方でも、発症することもあります。逆に、危険因子をある方でも発症しない方がいるので、原因は特定できないため「特発性」と指定難病対象疾病になっています。
ステロイド剤の投与のリスク
ステロイド薬を一日平均で15mg以上程度を摂取していた時がある方は要注意です。しかし、病気のためステロイド薬の服用は必要なため、勝手にやめないようにしましょう。
アルコールの多量摂取の習慣のリスク
どのくらい毎日飲むとリスクが高くなるか、「日本酒で2合以上、毎日飲む」人は要注意です。
特発性大腿骨頭壊死症の後遺症の方が注意したい日常動作
特発性大腿骨頭壊死症の後遺症の方が注意したい日常生活動作があります。
階段に注意。
歩行に注意。
荷物に注意。
特発性大腿骨頭壊死症の後遺症の整体紹介
特発性大腿骨頭壊死症の後遺症は、痛み・動き・筋力の改善を目的とした整体で対応します。入念なカウンセリングからセルフケアの指導までの流れを、下記でご説明します。
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特発性大腿骨頭壊死症の後遺症の整体法
特発性大腿骨頭壊死症の急性痛は病院へ行きましょう。応急処置として当院で指導している「股関節の晒固定」で減圧処置をしてください。しばらくは、体重をかけないようにして、壊死部分を広げないようにしましょう。
病院では、壊死の大きさや位置で、予後が良好であると判断したら保存療法が適応されます。初期の場合は可動域は保たれるため、可動域訓練は必要がない場合が多く、とにかく体重をかけないように減圧での安静が大切です。
とにかく悪化させないことが大切なため、松葉杖や長期歩行中止、重いものをもつなど注意が必要です。
後遺症では、整体が有効です。可動域制限も確認されるため、可動域を回復させる整体が必要です。
特発性大腿骨頭壊死症の後遺症は筋肉のマッサージとストレッチと骨盤矯正
股関節の筋肉をマッサージでほぐして緩める。
股関節の筋肉をストレッチで伸ばして緩める。
骨盤と腰椎下部を矯正をして調整する。
特発性大腿骨頭壊死症の後遺症に整体が必要な理由
当整体院は、すべて手技のみで行います。機械などでは行き届かない部分をアプローチすることで、微妙な調整が行えるので効果が実感できると思います。そして、整体で改善して自宅でセルフケアを行うことで、再発予防につながります。
股関節の整体コースのご案内
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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)
「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。
日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。
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