ハグルンド病(かかとの後)の原因 症状 治療法をプロが徹底解説|さいたま中央フットケア整体院
ハグルンド病(かかとの後)が痛い原因・症状・治療法
ハグルンド病は、ハグルンド変形とも呼ばれています。踵の後方が痛み出っ張ってきます。繰り返す靴の刺激で踵後方の出っ張りは、次第に大きくなり硬く胼胝が出来ます。原因は合わない靴とされていますが、それだけではなく足自体の問題も関係しています。
欧米ではpump-bump(パンプスの踵が硬いものが当たり刺激されて出っ張る)・Winter-heel(冬のブーツなどの硬い靴で傷める)とも呼ばれています。
似たような疾患では、アキレス腱滑液包炎などがありますが、病態が違うため別と考えましょう。しかし、合併して起こることもあるので治療法も似ています。
靴の原因としては、踵部分が硬い素材で作られていたり、自身の踵の形状と合わずにぶつかり擦れることで発症します。靴擦れを繰り返している方は要注意です。
足自体の問題も考えられ、主に足首の硬さや、足裏アーチ構造(ハイアーチ)、踵の動き(足首の動き)、下肢の裏の筋肉(ふくらはぎやハムストリング)の過緊張なども問題です。
踵の後方上部が隆起して、靴に当たり踵の後ろが赤く腫れた感じになります。急性期は激しい痛みで、歩行や走行が困難になります。また骨性隆起や軟部組織が肥厚して隆起し胼胝が形成されて硬くなります。
痛みから逃げる為に、踵のないサンダルを好んで履いていますが、対処療法でしかなく根本の原因を解決させないと治りません。
どこへ行っても何をしても、改善しない痛み。
踵の後ろが慢性的に痛い、歩いていると靴がぶつかり痛い。
朝起きるときや、座って立ち上がる時の一歩目の強い痛み。
スポーツ活動に支障がでてパフォーマンスが低下した。
目次
- >ハグルンド病(変形)とは
- >症状
- >原因
・ ハグルンド病は慢性痛の病態も関係している!・ 私が考えるハグルンド病の原因とは?a ハイアーチ(甲高)により踵の下方変位が原因b ふくらはぎやハムストリングスの過緊張が原因c O脚で足関節の外側重心が原因d 繰り返す刺激で胼胝(たこ)が原因e 慢性痛の病態が原因f 靴の選び方が原因g 先天的に踵の骨が隆起していることが原因- >病態
・ 私が考える病態a アキレス腱滑液包炎を合併した炎症症状b 炎症は無く、押しても痛みがないがa アキレス腱後部滑液包炎を引き起こし肥厚b 骨棘形成やアキレス腱の骨化症- >病院での治療法
- >当整体院の整体法
・ マッサージでほぐす・ ストレッチで足指の整体・ 足首の動きの回復させる整体・ クッションとテーピングで負担除去・ セルフケア法の指導で改善スピードアップ- >症例
ハグルンド病(変形)とは?|かかとの後ろが盛り上がり痛い!
踵後方の骨性隆起と軟部組織の肥厚により靴のよる刺激痛
ランナー症候群とも呼ばれているハグルンド病は、20世紀初頭(1928年)にスウェーデンの医師パトリック・ハグルンドによって報告された病気です。踵の後ろの骨や軟部組織の一部が肥厚・隆起した状態です。
欧米では冬に硬い靴を履いてなることからwinter-heelと言われいます。また、パンプバンプ病(pump bump disease)とも呼ばれています。
ハグルント病・ハグランド病と呼ぶ方もいますが、ハグルンド病(haglund)が正しい呼び方です。
男性ではビジネスシューズなどの硬い革靴や、女性ではパンプスで良く歩く方や、テニス・野球・サッカー・ラグビーなど、良く走りるスポーツ競技で多く見られスポーツ障害でもあります。一般の方では20~30歳の若い男性よりも女性に多いとされています。
症状は大きく分けて「急性痛」と「慢性痛」に分けられます。
急性痛では、発赤・熱感・疼痛・腫脹があります。歩く際に強い痛みがあり、押すと痛みがあります。
慢性痛では踵後方の隆起が目立ち、靴を履くと隆起した部位がぶつかり痛みが強くなります。炎症は起きていない場合が多く、靴などでぶつからなければ痛みがない場合が多いです。
経験から言うと、ハグルンド病になる方はハイアーチ・O脚が多く、踵の外側に発症することから考えると外重心になっています。
良く似た症状にアキレス腱滑液包炎がありますが、皮下組織とアキレス腱との間にあるアキレス腱皮下滑液包と、アキレス腱と踵骨の間にあるアキレス腱後部滑液包あり、特にアキレス腱後部滑液炎が起きやすいです。
病態が少し違いますが、ハグルンド病(変形)とアキレス腱後部滑液包炎(踵骨とアキレス腱の間)は合併している場合があります。
どちらも、圧迫と摩擦の継続的なストレスが原因であるため、初期の場合は治療法も似ています。
こんな症状がよくある方は要注意です。
ハグルンド病(変形)の症状とは?かかとの後ろが当たると激痛!
靴の踵部分に踵が当たると非常に痛い。
踵の後方の出っ張った部分を押すと痛い、足首を強く曲げると痛い、靴が踵に当たるとすごく痛いなどが特徴です。
踵のない履物を履いていれば、踵の後方がぶつからずに痛みは無いのですが、踵のある靴を履くと痛みが発生します。
一度痛めると、どんな靴を履いても痛みは出るので、オーダーなどで靴を数十万で作成しても軽減されないことが多いです。
ハグルンド病(変形)の主な症状
患部を押すと痛く、腫れて皮膚が硬くなっている。
一度痛くなると、靴を変えても痛い。
サンダルなどの踵のない履物で痛みから解放される。
長く座り歩き始めに踵の後方に違和感や痛みがある。
足首を強く曲げると患部が引っ張られ痛みが誘発される。
踵の後方の骨が隆起して変形してしまう理由
初期の時は赤く熱を持つ程度ですが、レントゲンでは隆起した骨が確認できない場合があります。これは、骨が変形してるのではなく周辺の軟部組織(滑液包)が肥厚しています。
エコー(超音波診断)では、健側と比べると軟部組織の変性が確認されます。
ハグルンド病(変形)の原因とは?合わないきつい靴かも!
一般的には「合わない靴」だけど?
一般的に言われている原因は、きつい靴や踵の硬い靴など「合わない靴」が原因である場合が多く、痛いのを我慢して履き続けた結果で悪化した症例が多いです。
また、下肢裏側のふくらはぎ・ハムストリングなどが強く緊張して、アキレス腱の付着部付近で牽引ストレスなどが原因で発症するなども考えられます。
靴のかかと部分(ヒールカウンター)の形状が合わない、靴を新しく購入して起こることが多いです。また、踵の後方の骨が先天的に尖って盛り上がった形をしている人、ハイアーチや回外足で踵が下方に変位して、踵の後方の出っ張りが強調されて、靴との摩擦を起しやすい原因があります。
ハグルンド病は慢性痛の病態も関係している!
ハグルンド病は長期化することが多く「慢性痛」という病態になっています。慢性痛の病態になると、患部は血行不良や痛覚過敏症(知覚過敏症)を引き起こして、さらに痛みが続き治りにくい状態となります。
慢性痛のメカニズム。
炎症が起きた後に、適切なケアをしないと軟部組織(靭帯・関節包など)の変性(線維化・拘縮・瘢痕化)を起こします。その部分は血行不良や浮腫みを発生し発痛物質が生成されて、痛みを感じる受容器が反応します。
この状態が長期化すると、痛みを感じる受容器に異常な反応が起こり、痛みを感じやすくなります。
長く続く痛みは、自律神経を乱し交感神経が興奮します。交感神経は痛みの増大に関係しているので、気候やストレスなどに影響します。
このような痛みのメカニズムが悪循環を引き起こします。
私が考えるハグルンド病の原因とは?
ハイアーチ(甲高)により踵の下方変位が原因
ハイアーチ(甲高)により、踵が通常よりも下方へ変位することで踵骨隆起上面の角が靴の踵部に衝突しやすくなります。
これは、生まれつきの骨格であることが多く、ハイアーチだからハグルント病になるわけではありません。
きつい靴を履く習慣がある方は、靴の中で足が伸びずに縮こまった状態なので、甲が高くなる傾向があります。ハイアーチ(甲高)も一つの原因になる程度に考えてください。
ふくらはぎやハムストリングスの過緊張が原因
ハグルンド病の方は、良く肉離れを起こす方が多く下肢の裏側の筋肉が過緊張を起こしていると考えます。
ふくらはぎやハムストリングスが硬く緊張することで、アキレス腱の付着部である踵骨隆起付近で牽引ストレスが常に加わります。
この状態で、激しい運動や長く歩くことでハグルンド病を引き起こすと考えられます。
ふくらはぎやハムストリングが過緊張を起こす原因に、腰の神経圧迫も考えられます。また、きつい靴を履いて歩く走ると、足部を固めているので本来の機能が発揮されず、ふくらはぎやハムストリングが疲労を起こして硬くなると考えます。
O脚で足関節の外側重心が原因
足(脚)のアラインメントもハグルンド病に影響があると考えます。痛める部位は踵の隆起上面で少し外側に発生します。
O脚は外側重心となり、足首が回外足変位を引き起こします。すると踵の外側が靴に圧迫される現象が起こります。
全ての方が発症するのではなく、いくつかの条件が重なることで起こると認識してください。
繰り返す刺激で胼胝(たこ)が原因
ハグルンド病は患部の胼胝形成も痛みの原因になります。足裏に出来る胼胝(たこ)の痛みと同じような痛みが起こります。
皮膚には痛みなどを敏感に感じる知覚神経が豊富にあります。胼胝が出来て圧迫摩擦の刺激を受けることで神経の痛み(ハリが刺すような)を感じます。
靴擦れを頻繁に起こす方は、皮膚が硬くなり逆に刺激に強くなる場合もあるので、胼胝も形成初期の頃が痛みを感じやすいようです。
慢性痛の病態が原因
長期間、痛めた部位は慢性痛の病態に変化します。これは負傷部位に損傷がなくても、血行不良で発痛物質が生成されて痛みが起こります。この場合は、鋭い痛みというよりもズーンズキなど鈍い痛みです。
靴の選び方が原因
女性やサッカー選手に多いのですが、ぴったりした靴(きつい靴)を好んで選ぶ方がいます。
女性では大きな足がコンプレックスで、小さめの靴を無理して履く方や、サッカーシューズをぴったりしていないと、プレーしにくいと感じている方などは、踵への圧迫と摩擦を起こしてハグルンド病を発症しやすいです。
先天的に踵の骨が隆起していることが原因
生まれつき踵の骨が出っ張っている方もいます。これは先天性で、靴の圧迫と摩擦を起こしやすい状態です。
この場合は、靴の選び方が重要になります。または、踵の骨が当たる部分だけ修正するなど工夫が必要です。
当整体院では、ハグルンド変形とアキレス腱滑液包炎の方へ、自分で手軽にできる踵後方クッションテープ法を指導しています。
サッカーシューズの踵部分を修正してくれるお店があります。一度相談してみても良いのかと思います。国立競技場近くにサッカースパイクのお店「俺の足」を検索してみてください。
病態
一般的に考えられている病態は、靴の圧迫と摩擦により踵後方の縁部組織(後部滑液包)が肥厚して起こります。骨に骨棘が出来る場合もありますが、レントゲンで調べても骨自体の変形を認めることはなく、超音波検査などで軟部組織の肥厚や炎症を認めることが多いです。稀にアキレス腱の骨化症も見つかる場合があります。
私が考える病態
アキレス腱滑液包炎を合併した炎症症状
急性期では、組織の損傷などが考えられるため炎症を引き起こしています。
炎症は、熱感・発赤・腫脹・疼痛などがありますが、患部(踵の後方上)を触ると少し”ぷにゅっと”した感じがあります。
炎症は無く、押しても痛みがないが靴が当たると鋭い痛みが走る。
この場合は、炎症で痛みがあるのでなく角質(胼胝)などで硬くになり、靴で圧迫されることで、胼胝特有の鋭い痛みが起こります。
足裏にできる胼胝や魚の目などを経験した方は分かりやすいと思います。歩く時に胼胝が潰される時の痛みに似ています。押した程度なら痛くありませんが、体重がかかる集中圧で痛みを感じます。
アキレス腱後部滑液包炎を引き起こし肥厚した
ハグルンド病はアキレス腱滑液包炎を引き起こしている場合があります。特にアキレス腱と踵骨の間にある後部滑液包で、足首の曲げ伸ばしの際に摩擦や圧迫の軽減や、滑走障害の予防に役立つ組織です。
繰り返す刺激で炎症を起こして、滑液包は肥厚して摩擦圧迫を軽減できなくなり滑走障害も発生します。
骨棘形成やアキレス腱の骨化症
ハグルンド病は圧迫や摩擦だけでなく、アキレス腱の牽引ストレスも関与しています。この場合、アキレス腱の付着部で引っ張る力が継続的に加わり、そこにスポーツ活動などで強い力が加わると、骨と腱の剥離を引き起こします。体はその部分を守ろうとして、頑丈にするためにカルシウムの沈着が促されて、骨化現象や骨棘形成を引き起こします。レントゲンで見ると確認できます。
病院(クリニック)での治療法
ハグルンド病(変形)は、レントゲン検査やエコー検査(超音波検査)から行います。骨性隆起や軟部組織の肥厚などの有無を確認して、保存療法か手術療法が良いか患者と相談しながら行います。
鑑別も大切で、アキレス腱滑液包炎かハグルント病(変形)か、または両方なのかを確認します。
保存療法では、テーピング・インソール(中敷き・足底板)やレーザー治療・超音波など行う場合もあります。
靴の指導や歩き方などのフォームのアドバイスも行う病院もあります。
手術療法では、骨性隆起や後部滑液包の肥厚など認められ、保存療法では改善が困難と思われたら、切除する場合があります。
手術療法などの症例で参考になる資料はこちら:川崎医学会誌「両側 Haglund 変形例の経験と文献的考察」
ハグルンド病(変形)の整体コースの特徴
ハグルンド病(変形)の整体コースの流れをご紹介します。根本の改善を目指して入念な整体と、再発予防のための自宅で出来るセルフケア法の指導を行います。
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マッサージでほぐす
ハグルンド病(変形)は、ふくらはぎやハムストリングの過緊張から踵後方のアキレス腱付着部を強く牽引されています。
この牽引ストレスを徹底的に緩めることで、ハグルンド病の患部がゆるみ痛みが緩和していきます。
ストレッチで足指の整体
マッサージでほぐした後は、動きを回復させるためにストレッチで動かして行きます。
踵周辺の軟部組織が固まっているため、ゆっくり踵や足首の関節を動かしていきます。
足首の動きの回復させる整体
ハグルンド病は足首の動きの回復も必要です。上手く動かない、動きが硬いなど足首の動きを良くする整体を行います。
足首が硬い方が多く、曲げ伸ばしの際に通常とは違う動かし方をするのが特徴です。正しく動かせるように調整します。
クッションとテーピングで負担除去
ハグルンド病(変形Iのクッションテーピング法です。靴を履いたときの踵への圧迫と摩擦を予防します。
詳しくは、 ハグルンド病(変形)のクッションとテーピング法をご覧くださいませ。
セルフケア法の指導で改善スピードアップ
自宅で出来るセルフケア法で、ハグルンド病(変形)に特化したケア法を指導します。セルフケアを行うことで改善のスピードが速くなります。
詳しくは、 ハグルンド病(変形)のセルフケア法をご覧くださいませ。
症例
ハグルンド病、男性16歳、サッカー部
この症例は、まだ発症して間もない時期に来院された男子の整体効果を記載しました。
12月に発症して、2月の始めに来院しています。一度電話での御相談があり、早く治したとのことで来院していただきました。
病態は、炎症がなく胼胝の形成がありました。踵方向の隆起した部分は、生まれつきあるそうで、「なぜ、今になって発症したか?」を解明すれば、解決の糸口になると症例です。
この場合、発症の時期を明確にすることが重要で、その時期の足の環境が解れば発症の根本原因が見つかり改善できます。
発症時期に靴を新調しています。これを聞くと合わない靴が原因と結論になりますが、本人「新調した靴は、1年前に同じモデルで同じサイズを履いていたので、その時は全然平気だったから、靴が原因とは考えにくい」と言っていました。
確かに、同じモデルで同じサイズなら原因としては考えにくいですが、この子が成長期であることを考慮すると、靴に原因がないとは言い切れません。
成長期の子供は、3か月で身長も体格も伸び成長し足も成長します。仮に足のサイズの縦寸が伸びていなくても、日頃の練習で身体も足も鍛えられて逞しくなります。
筋肉が発達すれば、服のサイズも靴のサイズも今までのものではきつくなるのは明白です。
この症例の場合は、合わない靴を履いたことでハグルンド病を発症させたと考えました。早急に適切な靴を履いて脚の環境を改善させるように指導しました。
痛めている部分は、慢性痛の病態になって胼胝の形成も確認できるので、ハグルント病のセルフケアを指導して、私は整体で下肢の裏側の筋肉を徹底的に緩めました。
整体とセルフケアの指導の結果、その場で痛みの緩和が認められました。経過も順調で練習の復帰も出来て喜びの声が届きました。
このように、入念なカウンセリング(問診)をすることで、根本原因を特定していけば整体の効果は高まり、患者様も早く希望の生活に戻れます。自分一人で悩まず、プロの視点から一緒に考えることも大切で、その方が結果的に早く解決できると思います。悩まず行動しましょう。
よくある質問(Q&A)
ハグルンド病(変形)はインソールは有効か?
解答
ハグルンド病にインソールは有効かと聞かれたら、答えはNOです。直接的に効果はなく間接的に、影響はあるかもしれないとしか言えません。まず優先的にやらなくてはいけないことは靴の見直しです。靴を見直さないで、痛めた時に履いている靴にインソールや中敷きを入れても効果はないばかりか、逆に悪化させることに繋がります。
なぜなら、ハグルンド病の原因にきつい靴をは履いて発症することが分かっています。痛めた靴はきつい靴の可能性が高く、きつい靴にインソールを入れると、さらに靴がきつくなります。その結果、踵の後方が圧迫摩擦してハグルント病が治らないです。
ハグルンド病(変形)に、テーピングは効果がありますか?
解答
ハグルンド病にテーピングは有効かと問われるとNOと答えます。テーピングは治すための補助的役割で、直接的に治す作用はありません。優先することは靴の見直しで、整体やテーピング・インソールは補助的な役割です。
しかし、テーピングのやり方で患部の治癒が促進することがあります。当整体院で指導している踵後方のクッションテーピング法です。
この方法は、ハグルンド病の原因である踵後方への靴による圧迫と摩擦を、防いでくれるので患部が安静に保たれて治癒力が高まします。
一度傷めた部位は、保護することで治す働きが高まるので、痛まない環境作りを積極的に行いましょう。
ハグルンド病のクッションテープ法はこちら
ハグルンド病(変形)を、早く治す方法はありますか?
解答
ハグルンド病(変形)が治るスピードは、負傷から経過した期間により変わります。発症してから早く適切な対処を行えば回復も早いです。
数年と放置した症状は回復に時間がかかることと、組織の修復される程度には限界があるかと思います。
ただ、現在の痛みが10レベルと考えて、3週間後に3レベルに落ち着くことは可能です。
当整体院でのハグルンド病の整体と、セルフケアの実践が早く改善させる方法です。
サッカーでハグルンド病になりましたが、自然治癒で治りますか?
解答
ハグルンド病(変形)が自然治癒することは稀です。仮に自然治癒した場合、考えられることは、靴が当たらないものに変えて、踵の動きが正常になった。外側重心が改善したなどが考えられます。ただ、発症から間もないハグルンド病(変形)の整体は改善に時間はかからない為、いつも悩んでいるよりも積極的に、改善させた方がストレスが無いと思います。
長期放置したハグルンド病も、適切な整体(処置)があれば、今の症状が10レベルとしたら3レベル程度には軽減します。3レベルの軽減は、普通にサッカーなど運動が出来る状態を言います。3レベルは、適切な靴を選ばないと再発するんで注意が必要です。
監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)
「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。
日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。
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